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2012年09月01日23:44

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モンポウ祭@オペラシティ

「モンポウ祭」は私は勝手に名付けたものなのでご了承のほどを。
2009年のヴィラ=ロボスのブラジル風バッハ全曲演奏会以来のオペラシティの仰天企画。「フェデリコ・モンポウ『インプロペリア』 〜 ひそやかな祈りのために 〜」と題されたコンサート。オペラシティ開館15周年記念、及びモンポウ没後25年特別企画とのことだ。
2回の休憩込みで3時間超えのコンサート。

スペインの作曲家モンポウ(1893〜1987)にさほど興味があったわけではないが、出演者にビックリした。
村治佳織、三浦友理枝、遠藤真理、幸田浩子、、、何をやるのか知らんが、これは行かないわけにはいかんだろう。ということで迷わずゲット。

指揮:アントニ・ロス・マルバ
管弦楽(Orch):東京フィルハーモニー交響楽団
合唱(Cho):新国立劇場合唱団
ギター(Gt):村治佳織
チェロ(Vc):遠藤真理
ピアノ(Pf):三浦友理枝
オルガン(Org):鈴木優人
ソプラノ(Sop):幸田浩子
バリトン(Br):与那城敬 
司会:加藤昌則 / 村治佳織

プログラムは編成の小さいものからだんだん大きくなるという構成になっている。
曲はもちろん全てモンポウによる。

<第1部>
01.歌と踊り 第13番(1972) :Gt solo
02.コンポステラ組曲(1962):Gt solo
03.橋(1976):Vc & Pf
<第2部>
04.内なる印象(1911-1914):Pf solo
05.歌と踊り 第15番『パストラール』(1972):Org solo
06.魂の歌(1962-1966):Sop, Cho & Org
<第3部>
07.『郊外』より、街道、ギター弾き、老いぼれ馬(ロザンタール版)(1916/1936):Orch
08、夢のたたかい(ロス・マルバ版)(1965/2004):Sop & Orch
09.インプロペリア(マルケヴィッチ版)(1963/1968、日本初演):Br, Cho & Orch

開演は15:00、終演は18:15で、ほぼ予定通り。

聴いたことがあるのは『コンポステラ組曲』くらい。
『内なる印象』はその中から2曲ばかり予告編として友理枝嬢が先週弾いてくれた。
なので予習なしのぶっつけ。曲を知らなくてもこれだけご贔屓の演奏家が出てくれればそれだけで楽しめる。

そして、モンポウの曲の素晴らしさ。
これには驚いた。いい曲をたくさん書いた人なのだなと思った。
メロディメーカーであると同時に、和声の作り方もユニークだ。
聴きやすい音楽だ。前衛ばかりが現代の音楽ではない。
すっかりファンになりました。
特に『橋』と『魂の歌』が印象に残った。

演奏も良かったね。
いつもあたりまえのように凄い演奏家の演奏を聴いているのだなと改めて感じた。
実力はもちろんのこと、よくもまあヴィジュアル系で揃えたものである。そういう点でも華やかだった。

オルガンとバリトンの男性陣も素晴らしかった。
合唱もさすがに上手いね。

モンポウの作品をこれだけまとめて聴く機会というのはもうないかもしれないから貴重な経験だったと思う。
これだけ盛りだくさんの内容の長丁場で、豪華な出演陣で、モンポウゆかりのマエストロを招いて、\7,000(会員割引で\6,300)はバカ安だろう。自分で買っておきながら、\9,000だったっけ、なんて思っていた。安くてもそのくらいするだろう、という感覚。

大満足のコンサートだった。
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