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2012年03月15日23:28

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ピーター・ハミル@サロン・テッセラ

英国プログレッシヴ・ロックの奥座敷ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレイターのリーダーであるピーター・ハミルが今年も来日してくれた。昨年は9月だったから、前回からそう間が開いてないないことになる。

いつもと違って今日はピアノのみの弾き語り。
さらに、いつもと違ってPAを一切使わない。つまり完全生音ライヴである。これは彼にとっても初めての試みということらしい。
生音があたりまえのクラシックはともかく、ロックのライヴでこういうのは珍しい。いくらソロとはいえ。

01.Easy To Slip Away
02.Don't Tell Me
03.Just Good Friends
04.Curtains
05.Nothing Comes
06.The Mercy
07.Close To Me (新曲)
08.Four Pails
09.Labour Of Love
10.Gone Ahead
11.Vision
12.A Better Time
13.Undone
14.A Run Of Luck (新曲)
15.A Way Out
16.Stranger Still
<Encore>
17.Refugees

休憩なしのぶっ続けで1時間40分ほど。

ピーター・ハミルは慟哭の詩人である。
いつもと変わらずロックしている。
ロックはスタイルではなく、スピリッツである。
彼のライヴを見るたびにそう思う。
バンドだろうがソロだろうが関係ないのだ。
リズム・セクションがなくても、エレキギターのリフがなくても、ロックはロックとして成立する。しかも、すでに還暦を超えているのだ。
と同時に80年代以降のロックの停滞を思う。

完全生音だったせいかいつもよりピュアなような気がした。
マイクの制約を受けないおかげか、動きが大きい。ピアノもいつもよりアグレッシヴかつリリカル。
今日のテーマは自由、そんな感じだった。
ピーター・ハミル、年を取ってもチャレンジャブル。

次はバンドでの来日を思いっきり期待したいところだ。

サロン・テッセラというのはいいハコである。
天井が高く、残響もナチュラルで、贅沢な空間である。
ちなみに、ピアノはスタインウェイのベビー・グランド。いい音してたなあ。

場所は三軒茶屋。
このホームに降りたのは、小さなレディと初めて会ったとき、彼女をエスコートして以来である。
あの子は毎日ここを通っていたんだなあ、とちょっと感傷的な気分になった。

帰りは路面電車の雰囲気が色濃く残る世田谷線で京王線に出た。
楽しかったな〜。
たぬ〜は乗るのが初めてだったらしい。
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