今日は新進のピアニストのインストア・イベント。
長富彩(ながとみ・あや)、コンクール入賞歴を誇るキャリアとはちょっと異なる。早いうちからハンガリーに留学し、腕を磨いたとのこと。
01.リスト:エステ荘の噴水
02.リスト:愛の夢 第3番
03.リスト:ラ・カンパネラ
『エステ荘の噴水』は繊細なタッチで聴かせる。若干硬い感じはあるが、丁寧に弾いているという印象。
『愛の夢』では冒頭にミスがあったものの、何事もなかったかのように、けれど動揺は隠せないといった感じで弾き進めていった。緊張するタイプなのかなという気がする。それでも清新な印象だった。
『ラ・カンパネラ』は歯切れのいい演奏だった。細かいミスでも露わになってしまう奏者泣かせの曲だが、見事に弾いていた。
思っていた以上に幼な顔だ。
ジャケットの印象からすると、タカビーなのかなと心配したのだが、全然そんなことはなかった。
サイン会でも終始にこやかにしていて、ひとりひとりに対してきちんとお礼を言っていた。こういうのは好感が持てる。喋り方が幼いのはご愛敬だが、言いたいことはきっちり伝わってくる。
場合によっては来週のリサイタルをキャンセルする覚悟もしていたのだが、これで安心して出かけることができる。ヴィンテージもののスタインウェイが聴けるというのも楽しみだ。
リスト曲集の最新アルバム『リスト巡礼』はなかなか聴き応えのある好盤。
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