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2010年12月25日23:37

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アウラ@ハクジュホール

今日はアウラのクリスマス・コンサートシリーズの最終日。場所は東京での拠点のひとつハクジュ・ホール。響きのいいホールとして知られている。

最後ということもあってか、さらにテンションが高かったように思う。
完成度という点では一昨日の宗次だろうが、弾けっぷりという点では今日がいちばんだろう。

さて、今日はプログラムを書いておくか。(作曲者の記載がないものはキャロルorトラッド)

01.アダン:オー・ホーリー・ナイト
02.神の御子は今宵しも
03.あら野のはてに
04.フム・フム・フム
05.御使いうたいて 〜 ニュー・イヤーズ・ギフト
06.天界の女王よ(『モンセラートの朱い本』より)
07.カッチーニ:アヴェ・マリア
08.バッハ:トッカータとフーガ
<休憩>
09.ウィー・ウィッシュ・ユー・ア・メリー・クリスマス
10.メイソン:もろびとこぞりて
11.ひいらぎ飾ろう
12.ガブリエルズ・メッセージ
13.コヴェントリー・キャロル
14.グルーバー:きよしこの夜
15.まきびと羊を
16.チャイコフスキー:花のワルツ
17.ヘンデル:ハレルヤ
<アンコール>
18.アメイジング・グレイス

基本は最新アルバム『キャロル』からの選曲。一昨日と今日は全曲を歌った。
ルーテル東京教会だけの披露となるはずだった『トッカータとフーガ』は好評だったため、今回もプログラミングされたとのこと。どうしても5人で歌いたいということで実現させたようだ。歌詞がスターバト・マーテルではクリスマスには本来相応しくないのだが、イエスの誕生は後の悲劇に通じるという点では悪くないと思う。
私としては、フォーレのアヴェ・ヴェルム・コルプスが聴けなかったのは残念だが、これは来年の楽しみにとっておけということだろう。

毎回書いているが、『コヴェントリー・キャロル』がやはり素晴らしい。切々とした哀しい歌。こうした切なさを表現できるのもアウラの強みだと思う。
『御使いうたいて 〜 ニュー・イヤーズ・ギフト』の終盤でのユニゾン部分も美しすぎる。ハーモニーの美しさもさることながら、ユニゾンでの清廉な美しさも特筆すべき。

なお、今回とルーテルのコンサートに関しては、アウラがプロデュースした旨がプログラムに明記されていた。ちなみにアルバム『キャロル』も共同プロデュースとしてアウラがクレジットされている。
これはアウラの主体性を感じさせる素晴らしいことだと思う。
かつて録音前にある曲がレコード会社から尺が長いとクレームが付いたことがあったらしい。しかし、それをアウラは「これだけの長さが必要」と押し通したという。
いいエピソードだ。
編曲家の方も嬉しかったろうし、アウラも自分たちのためにアレンジされた楽曲を大切にしているということだ。アウラは与えられた譜面を言われたとおりに歌うだけのグループではない。

後にアウラの歴史を振り返ったとき、2010年冬のコンサートはアウラのひとつの到達点を示したパフォーマンスとして記憶されることになるのではないかと思う。

さて、今日は『キャロル』に小さなレディの名前とサインを入れていただいた。「もうすぐ綺麗な音楽のCDが出るから、そうしたらそれにサインを入れてもらってプレゼントするね」と約束していたのだ。
クリスマス・プレゼントはあげられなかったが、これがレディへの最後のプレゼントだ。

今年も残すところあと僅か。
予定していたコンサートも全て終了。あとはライヴを1本残すのみ。
クリスマスが終わって一気に年越しモードに突入だな。
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