mixiユーザー(id:3696995)

2026年09月27日20:59

51 view

東京楽友協会交響楽団@すみだトリフォニーホール

3月に聴いたマーラーの3番は良かった。
そのときのパンフレットに記載されていた次回予定にルーセルの3番があった。
それで行くことに決定。
ほかに行きたいアマオケとかぶってしまったのだがルーセルが勝った。

橘直貴:指揮
東京楽友協会交響楽団

01.デュカス:舞踏詩『ラ・ペリ』前奏ファンファーレ
02.デュカス:交響詩『魔法使いの弟子』
03.ルーセル:交響曲 第3番 ト短調 Op.42
<休憩>
04.ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14

オケは両翼配置。
1stヴァイオリン側にチェロ、下手にコントラバス、2ndヴァイオリン側にヴィオラという配置。
ハープは上手側、ピアノがあるのはなんで?(これについては後述)

金管による『ラ・ペリ』のファンファーレから始まった。

『魔法使いの弟子』は超有名曲だが、意外に実演で取り上げられることが少ないのではないか。
実演に接してみると、かなり難しい曲なのではないかという印象だ。
少なくともドビュッシーやラヴェルと同じくらいに難しそうだ。
やはりいい曲。そして各楽器の分解能が高い良い演奏だった。

ルーセルの3番は代表作。続く4番もいい曲だ。
しかしこれもプログラムに乗ることはあまりない。
1楽章冒頭の強烈なリズムのインパクトが大きいが、歌謡的なメロディーもある。
やはり全体的にリズム処理のおもしろい曲だ。
ハープ2台にチェレスタを要する、3管編成の大オーケストラで、こちらも音の分離が優れていて、非常に色彩的な演奏だった。リズムのキレもよく、この曲の良さを十分に知らしめるものだった。
実演で聴けただけで満足だが、期待以上のものを聴かせてくれた。

ところがメインの幻想交響曲はさらに名演だった。
アンサンブルはきっちり整っているし、色彩感も豊か。
大太鼓、ティンパニ、低音管がド迫力。
第3楽章のイングリッシュ・ホルンのソロも寂莫感たっぷりで味がある。

・第1楽章主部のリピートは有り。(これ個人的にポイント高し)
・第2楽章のコルネットのオブリガートは無し。(無い方が良い)
・第3楽章のオーボエは舞台裏から。
・第4楽章の繰り返しは無し。
・第5楽章の鐘はピアノと重ねる。

最初に、あれ? と思たのだ。
ピアノが編成に加わる曲が無いのにピアノがある。幻想の鐘意外に考えられないなと思っていたら、その通りだった。
実演では初めて聴いた。
ベルリオーズ本人の指定で、良い鐘が見つからなければピアノで代用しても良い、とあるので、イリーガルではない。録音ではミトロプーロスがやっていたような記憶がある。
ピアノはあくまでも鐘の増強なので、ピアノが鳴っているということはほとんどわからない。それでもいいものを観ることができた。
ハープは指揮者を挟むような形で、客席に近い所に配置。これも珍しい。
第2楽章のみの登場だが、重要であることから破格の扱いということだろう。

それにしても、曲もオーケストレーションも当時は相当新しかったろうが、今でも異形である。
小ぢんまりとせず、奔放さを感じさせる名演で、この曲の特殊性を改めて知らしめたと言える。

指揮者の手腕も相当なものだったろう。

次回も楽しみにしていよう。
3 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2026年09月>
日 月 火 水 木 金 土
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930