ほぼ半年ぶりにコンサートに出かけた。
ヤマハ銀座コンサートサロンでの無料コンサート。
ヤマハピアノの最高峰のコンサートグランドピアノ「CFX」の製作技術を継承したプレミアム・ピアノ「SXシリーズ」の多彩な音色を、身近で堪能できるコンサートを全国のヤマハミュージック11店で実施いたします。
ということで、今日の銀座店では三浦友理枝が登場。
事務所の社長さんが早々にTwitterで呟いてくれたので早くに予約することができた。
ピアノは弾く人によって音が変わる。
同じピアノを弾いても同じ音が出るかというとそうならないところがおもしろい。
一線で活躍している演奏家になると自分の音を持っている人が多い。
スタインウェイを弾いてもベーゼンドルファーを弾いてもベヒシュタインを弾いてもヤマハを弾いても三浦友理枝の音になる。もちろんピアノ自体の個性を残しつつも。
01.ショパン:夜想曲 第18番 ホ長調 Op.62-2
02.スクリャービン:2つの左手のための小品 Op.9 (前奏曲と夜想曲)
03.ラヴェル:悲しい鳥たち
04.カスキ:秋の朝
05.ドビュッシー:ヒースの茂る荒地
06.ドビュッシー:水の反映
<アンコール>
07.ショパン:雨だれ
こういうコンサートなのに彼女らしく硬派なプログラム。
プログラムは完全に彼女に任されていたらしい。そのため印刷されたプログラムは無し。
カスキを除いて著名な作曲家だが選曲にひねりがある。そういうところにもワクワクさせられる。
SXというピアノのポテンシャルを考慮したプログラミングなのだろうが、確かに十分にピアノを鳴らしていたと思う。
カスキという人はシベリウスの弟子なのだそうだ。
この人の曲は初めて聴いた。(たぶん) ← 昨年の3月に聴いていた!
友理枝ちゃんのソロを聴くのは昨年の3月以来。東京六人組は何度か聴いているけどね。
久々に聴いてやはり彼女のピアノが好きなのだなと思う。
理屈ではない。相性がいいのだ。
アンコールのビターで硬派な『雨だれ』に彼女の個性がよく表れている。
強靭な左手が悲劇性を高める。低音が全く濁らないゆえに曲の本質をついていたように思う。
短い時間ではあったが、楽しいコンサートだった。
銀座はいくらか人が少ないようだった。
東京駅の地下街は少なくない数の飲食店が店を閉じ、すでに撤退してしまったところも多い。
コロナの影響はやはり大きいと言わざるをえない。
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