水曜から新春恒例の駅弁大会が京王新宿で開かれている。
正式名称は「元祖 有名駅弁と全国うまいもの大会」で、今回で54回となる。
歴史の長いイベントで、駅弁甲子園という異名もある。
おそらく東日本で最も有名な駅弁イベントであろう。
このところずっと初日に行くことができないでいる。
そうそう休みが取れる状況ではないし仕方あるまい。
行ける日数が限られているのでしっかり作戦を立てないと。
というわけで、今日は午後2時から販売予定の整理券ゲットを目論むことにした。
少々早く行った甲斐があり、目的の整理券(「栗めし」と「あなごめし」)をゲットすることができた。
これで明日から気楽である。
休憩所のスペースを確保することもでき、幸先の良いスタートを切れた。
昼は定番から。
「ぶりかまめし」、富山県
駅弁大会にハマるきっかけとなった冬季限定の名駅弁。
京王の地下に行けば買えるのだが、やはり作り立てはさらに美味い。ほの暖かいブリがふわふわ。この美味さがたまらない。年々少しずつブリが小さくなってきているような気がしていたのだが、今回は大きかった。
「百花繚乱 いくら華吹雪」、北海道
名駅弁「海の輝き」との二枚看板になりつつあると勝手に思っていたのだが…。
昨年は「ウニ対決」で新作を出してきたために、これは欠席だったのだ。
名前にイクラを冠してはいるが、主役はカニのような気も・・・。味はもちろんだが、彩の美しさが際立つ弁当でもある。
第50回大会の海鮮対決時に新作として登場したものである。激しい生き残り競争の中で、定番化したというのが嬉しい。
もちろん清泉寮のソフトクリームと、菅原ぶどう園のぶどうジュースも絶対に外せない。
さて、ここからは夕飯。
「えび千両ちらし」、新潟県
一面に敷き詰められた玉子焼き。
その玉子をはがしていくと、ウナギ・エビ・コハダ・イカが姿を現す。刻んだカンピョウの入った酢飯の上にはおぼろ昆布が敷いてある。
とにかく全ての塩梅が良い。大人気の駅弁だが、実演は今回が初。
久々に食べたがやはり美味いね。
「栗めし」、京都
たぬ〜曰く「栗めしはこれに限る」とのこと。
確かに納得である。
この栗は甘露煮ではない。栗の旨みをそのまま味わえる。栗ごと炊いた本当の「栗ごはん」なのでご飯に栗の香りが移っている。ほんのりとした塩加減がいい具合で、おかずなしで十分に食べられる。
もちろんおかずだって京風の上品さ。どれをとっても一級品。
栗を象った経木の容器も味がある。シンプルな掛け紙も良い。
「あなごめし弁当」、広島県
穴子といったらこれ。
正直なところ、駅弁の穴子の多くは穴子の美味さではなく、タレの美味さで食わせるものが多い。それに穴子がペラペラ…。
この穴子はペラペラではない。かと言ってふわふわでもない。厚みがあり、しっかりと歯応えがあり、野性的な味わいだ。そして旨みが凝縮している。穴子はこれがいちばん美味い、という作り手の矜持が感じられる。
穴子の出汁で炊いたご飯もとても美味い。
値段を考えると美味くてあたりまえとも言えるのだが、それだけの、いや、それ以上の価値はある。今年も食べることができて良かった。
今回も復刻掛け紙での登場。
あ〜、今日は幸せな一日…。
というわけで、今日の駅弁。。。
・北海道、函館本線/小樽、百花繚乱 いくら華吹雪、\1,380
・新潟県、信越本線/新潟、えび千両ちらし、\1,380
・富山県、北陸新幹線/富山、ぶりかまめし、\1,100
・京都府、山陰本線/園部、栗めし、\1,100
・広島県、山陽本線/宮島口、あなごめし弁当、\1,944
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