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2011年10月04日22:29

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せんくら2011、2日目

せんくら2日目はコンサートはなし。
初企画の演奏家を交えてのトークというプログラム。
事前に往復はがきでの応募制だったので、抽選に漏れたらどうしよう、とドキドキしてしまった。

ナビゲーターは音楽評論家の奥田佳道氏。こういうトークはナビゲーターによっておもしろみが変わるから、その存在は重要。奥田さんは話を引き出すのが上手いね。さすがだ。

マイミクさんとマイミクさんのマイミクさんと一緒に鑑賞。

【イリーナ・メジューエワ@太白区文化センター 展示ホール】

〜 せんくらアーティストを迎えてトーク Vol.�� 〜

もちろん日本語が喋れるのはわかっていた。というより、日本語で会話を交わしたこともある。
それなのに驚いた。なんて日本語が上手いんだ。今どきの日本人よりよっぽど綺麗な日本語を使う。しかも習ったわけではなく、耳で覚えたのだという。すごいな〜。
趣味はお芝居で、歌舞伎が大好きとのこと。中村吉右衛門さんの追っかけだとか。
さらに、地酒と魚が大好きとのこと。自宅で昆布〆を作ってしまうというのだから恐れ入る。
とにかく意外な話がたくさん聴けて楽しかった。

今後のプランとしては、今年はシューベルトを集中して録音しているとのこと。で、来年はなんとドビュッシー。いずれはモーツァルトに挑戦したいと言っていた。
フランス音楽は少なかったので、ドビュッシーは意外だった。と同時にすごく楽しみ。

もちろん(?)、演奏もアリ。

トークの前にラフマニノフのプレリュード、そして最後にリストの『エステ荘の噴水』。
リストが見事だった。それまでリストはあまり取り上げられていなかったので得意ではないのかなあ、と勝手に思っていたのだが、そんなことはなかった。

次まで時間がないので、近くのドトールで4人で昼食。

【三浦友理枝@太白区文化センター 展示ホール】

〜 せんくらアーティストを迎えてトーク Vol.�� 〜

友理枝ちゃんも話が上手になったな〜。
プロになるまでの話が中心。
学生時代はネクラだったとのこと。自分の殻を破るのに苦労したそうだ。
ここ数年なのかなあ。プログラムに主張が出てきたあたりからのようだ。

今後取り上げたい作曲家は、というテーマはおそらく私の質問をアレンジしたものだろう。
リゲティ、シマノフスキ、メシアンといった嬉しい名前が挙がる。
19世紀末から20世紀にかけての音楽が好き、というのはまさに私の好みと一致する。
そういえば、彼女のリサイタルに行こうという気になったのはシマノフスキの『仮面』がプログラムされていたからだったっけ。

演奏は最後に2曲。
ドビュッシーの『月の光』とショパンの『革命』。
『月の光』の冴え冴えとした演奏もいいが、圧巻はド迫力の『革命』だね。三浦友理枝というのがどんなピアニストを知らしめるのに格好の曲。
マイミクさんのマイミクさんが『革命』が始まった途端、鳥肌が立ったのだそうだ。確かに素晴らしい演奏だった。感動が共有できて嬉しい。

それにしても、このトークは無料でいいのかと思うほど楽しかった。応募時に質問を募集していたので、話の筋道が立てやすかったというのもあるだろうが、事前準備も怠りなかったようだ。来年からレギュラー化を期待したい。有料でも良いと思う。

2回続けて同じメンツ(4名)が最前列にいるとは、ナビゲーターの奥田さんも驚いたに違いない。
終演後、馴染みのように親しげに話しかけられてしまった。メジューエワの昆布〆の続きの話とかね。

さて、われわれはこの日の予定は終了。
ということで、マイミクさんたちとは一旦お別れ。

午後はフリーなので仙台に来るたびに気になっていたところに行くことにした。
地下鉄の通路に写真があって、気になって仕方がなかったのだ。
ちょうどひとつ先の駅ということで、行ってみることにした。

「地底の森ミュージアム」

発掘作業をしていたら、約2万年前の地層が見つかり、当時の植物などが化石となっていない状態だったのだという。で、それをそのまま保存して博物館にしてしまったものらしい。というわけで展示場はずっと地下に潜っていく。と言ってもそんなに深くはないが…。
写真を撮っていいのかどうか確認できなかったので、HPのURLを転載しておく。
http://www.city.sendai.jp/kyouiku/chiteinomori/index.html
木には特殊な薬品を注入し、腐敗を防いでいるのだそうだ。実際に触らせてもらえるのだが、黒い色から墨のようなものを想像していたら、弾力があって不思議な感触。
地層と網目のような木々がだだっ広くあるだけ、と言ってしまえばそれまでなのだが…。ところどころに鹿のフンがあったり、石器の欠片があったりするのだが、よくわからん…。
1階の展示室では石器の作り方や使い方などがコーナーに別れて展示されている。映像もあって、わかりやすい(ホントか?)。
とてもためになるものではある。
入場料は400円。人によっては全くおもしろくないと思うだろうが、それなりに楽しめた。
ただ、土曜の午後というのに来館者はチラホラ。運営が成り立つのだろうか、と余計な心配もしてしまう。

そこから駅に向かう途中で無人のマンションを見かけた。壁に崩落やひび割れが見られる。修理もできず、建替えもできず、ということなのだろう。
思わぬところで震災の爪痕に出会い、胸が痛む。まだ半年しか経っていないことに改めて気付かされた。

早めにホテルに戻って、一風呂浴びて夜の部に備える。
そう、マイミクさんご夫妻との食事会(飲み会?)である。
昨年初めてお会いしたのだが、すっかり意気投合。今年のラ・フォル・ジュルネでの再会を楽しみにしていたのだが、震災の影響もあって果たせず、一年ぶりの再会となった。
美味しい料理と美味しい酒、クラシックの話題を中心に盛り上がる。
楽しい時間というのは過ぎるのが早いものである。

というわけで、2日目も楽しく過ぎていった。
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