タワレコの渋谷店でインストア・イベントを観てきた。
若手フルート奏者の渡邊玲奈(わたなべ・れいな)嬢のデビューCDリリース記念のミニ・コンサートである。
デビューCD『星のセレナード』はフランスのフルート用オリジナル作品を集めたものになっている。誰もが知っている有名曲というのはないが、珍しい曲も含めて綺麗なメロディーを持つ曲が多い。
オープニングとクロージングに女流作曲家のシャミナードの作品を配したのが効果的だったと思う。
で、今日のセットリスト。ピアノはCDでも付き合った石橋衣里さん。
01.シャミナード:星のセレナード
02.サン=サーンス:ロマンス
03.ゴダール:3つの小品からなる組曲
04.フォーレ:コンクールの小品
全てCD収録曲。
フォーレの小品はアンコール扱い。
彼女は名手オーレル・ニコレの薫陶を受けたとのことで、それは注目しないわけにはいかない。
腕は確かだという印象。
音は比較的軽め。フランスの作品にはこの方が良いかもしれない。素直ないい音だ。
若々しく溌剌としているのは好印象だが、この人ならではという個性はまだこれからということだろう。
現在はオーケストラのエキストラとして活動していることが多いようだ。エキストラと言っても、たとえばN響だとトップ奏者として座っているのだから、その腕は相当買われているということだろう。
フルート界は人材不足なのだろうか?
ピアノやヴァイオリンを別にすればフルートの人口は多いだろうと思うのだが…。
使用楽器を訊ねてみたら、頭部管はシェリダン(だと思う)、本体と足部(H付き)はムラマツとのこと。世界に名だたる日本のメーカーであるムラマツ、いまだにトップ・ブランドのようだ。
どうでもいい話だが、私が使っていたフルートも実はムラマツだった。
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