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2011年05月14日23:24

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三浦友理枝&遠藤真理@プラザイースト

今日は東浦和のプラザイーストというところまで行ってきた。
チェロの遠藤真理嬢とピアノの三浦友理枝嬢のデュオ・リサイタル。
また三浦友理枝かよ、と言われそうだが、おっしゃるとおりそれが何か、と開き直ってみる。

しかし、このリサイタル、会場に行ってプログラムをもらうまで、どんな曲をやるのかわからなかった…。事前に告知されていたのは小品数曲のみ…。どんなコンセプトなのか全くわからなかったのだ。ホントに小品ばっかりだったらどうしようと思ったが、それはそれでレアだったかもしれない。

01.ドヴォルザーク:ユーモレスク
02.リスト:愛の夢 第3番(pf)
03.ショパン:小犬のワルツ(pf)
04.カサド:無伴奏チェロ組曲(vc)
05.スクリャービン:幻想曲 ロ短調(pf)
06.佐藤直紀:龍馬伝紀行�掘�vc)
07.ファリャ:火祭りの踊り
<休憩>
08.シューマン:トロイメライ
09.R.シュトラウス:チェロ・ソナタ 作品6
<アンコール>
10.サン=サーンス:白鳥
11.ピアソラ:リベルタンゴ

前半はソロを中心のプログラミング。
それぞれの見せ場はカサドとスクリャービンの大曲。
カサドの組曲は初めて聴いたが、20世紀作品にしてはとても聴きやすい。メロディックでリリカル。真理ちゃんのチェロも鳴りがいい。彼女にとって全曲としては今回が初演なのだそうだ。
こういったコンサートでスクリャービンを持ってくるあたりは友理枝ちゃんらしい。今日のピアノはベーゼンドルファー。柔らかい響きが魅力的だ。クリスタルのような彼女の美音が生きる。中低音も迫力がある。やはり彼女とスクリャービンの相性は抜群だと思う。

前半最後のファリャもよかった。

後半のシュトラウスのソナタは初めて聴いた。
10代の作品ということだが、完成度は高い。3楽章構成で、世紀末的雰囲気はまだ薄い。とはいえ、旋律的な魅力に溢れた作品である。それなのに、取り上げるチェリストは少ないのだそうだ。
1月末のトリプル・コンチェルトのときにも思ったのだが、真理嬢のチェロの鳴りがいい。力強さが出てきたような感じだ。柔らかな音色なのは変わらないが、より意志力が強く感じられるようになったと思う。それにしてもよく歌う。聴いていて心地いい。
友理枝嬢のピアノは非常に自己主張が強いのだが、伴奏もなかなか上手い。押しと引きを弁えている。可憐なルックスに似合わず、ガッチリしたピアノを弾くのだが、この伴奏は安心感があるだろうと思う。
さすがに息が合っている。阿吽の呼吸というのか、微妙なニュアンスも見事に描き分ける。

アンコールは2曲続けて。
特にリベルタンゴがいい。リズムが正確なのにグルーヴィーなのだ。
終演後の話ではどうやらトリオでピアソラをやるプランもあるような感じだ。

浦和は武蔵野線を使うと意外なほど近い。
なかなかいいホールだったし、ピアノがベーゼンドルファーというのがいいね。

しかし、一部マナーのなっていない聴衆がいたようだ。始終なんらかの音がしていた。ことに隣の夫婦(?)がやたら音をたてまくっていたのには参った。
こういうのはクラシックを聴き慣れているかどうか以前の問題だ。
まあ、そういうのも含めてコンサートなんだけどさ。。。
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