今日は東京地方も雪。
昼間はそんなに積もる感じではなかった。このままずっと降り続くということはないようなので、そんなに積もらずに済むのかもしれない。休日だったのが幸いなのか不幸なのか、微妙なところである。
さて、今年初めてのヴァニラ画廊。
今は「幽霊画廊 世にも怪異な魂の響作展」と題して、幽霊画を集めたコレクション展が開催されている。
しかし、そこはヴァニラ画廊、一筋縄ではいかないものばかり揃っている。
やはり三代目彫よし氏の作品が強烈なインパクトを放っている。ことにほんのりと色香の漂う幽霊が素晴らしい。左下に描かれた驚いたように見上げる猫が画面を和らげている。
本業は刺青師である。刺青の下絵自体が絵画作品として成立しているのだが、下絵ではなく絵画作品として描かれたものも多いようだ。この幽霊画もそうだし、以前見た生首画もそうだろう。おどろおどろしさの中にもそこはかとなく和の侘びさびが感じられるのが素敵だ。
刺青に関しては全くの門外漢なのでよくわからないが、間違いなく超一流の絵師だと思う。
今日はスタッフのおねえさんが彫よし氏の豪華な画集を持ち出してきて見せてくれた。幽霊画はいろいろいわく付きらしく、今はほとんどがお寺に預けられているのだという。さもありなん、と妙に納得してしまう。
ヴァニラではお馴染みにヴァーニャ・ズーラヴィロフの作品も素晴らしかった。
銀座の大通りから、ちょっと裏手に入ったところにこの画廊はある。どう新しく見ても昭和30年代より前に建てられたと思しきビルの4階。まるで東京のトワイライト・ゾーンのような感じだ。秘密の場所という感覚。表通りの綺麗な部分を見ているだけではまず知ることのない空間、それを知っているということはなんだかとても得をしているような気になるのだ。
エロスとフェティッシュの専門画廊ではあるが、決してヤバイところではないのでご安心を。
さて、いよいよ21日から少女主義的水彩画家たま女史の個展が始まる。
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