ゲイリー・ムーアが亡くなったのだそうだ。
まだ58歳とのこと。
早すぎるなあ。。。
ロック・ギタリストである。
正直言って、ギター・ヒーロー・タイプのギタリストにはあまり興味がないので、特別思い入れがあるわけではないが、やはりあの時代を生きてきた人の訃報には感慨深いものがある。
彼の参加したアルバムではシン・リジィの『ブラック・ローズ』(写真)がいちばん好きである。彼も含めたバンドの出自であるアイルランドのアイデンティティーが炸裂した大傑作である。技巧的な早弾きに頼らず非常に情緒的なギターを聴かせていた。
彼は80年代にグレッグ・レイク(EL&P)と組んでいたことがある。そのときにキング・クリムゾンの『21世紀の精神異常者』(敢えて旧邦題表記)をカバーした際に、彼は「なんであんな難しいギター・ソロを書くんだ!」とロバート・フリップのギター・パートに憤慨していたという。彼ほどの技巧の持ち主でもあのソロは難しいんだ、と妙な感心をした覚えがある。
考えてみれば、ロック・スターが長生きするなんて、あの頃は考えてもみなかった。
ミック・ジャガーやキース・リチャーズがいまだに元気なことの方が妙なのかもしれない。
なにはともあれ、ご冥福をお祈りする。
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