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2025年12月20日20:57

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カルペディエム・フィルハーモニー@フィリアホール

アマオケ+コーラスのクリスマス・コンサート。
なんだか盛りだくさんのプログラム。
室内楽に讃美歌にシンフォニーに宗教曲。
これは行ってみるしかないだろうということでチケットを取った。
カルペ・ディエムとは「今を大切に」というような意味だろう。

Carpe diem Philharmony(カルペ・ディエム・フィルハーモニー)

01.ミヨー:組曲 ルネ王の暖炉 Op.205
02.シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44
03.讃美歌 98番 あめには栄
04.讃美歌 第二編 219番 さやかに星はきらめき(オー・ホーリー・ナイト)
05.讃美歌 111番 神の御子は今宵しも
06.讃美歌 106番 荒野の果てに
07.讃美歌 102番 諸人こぞりて
<休憩>
08.ベートーヴェン:交響曲 第6番 ヘ長調 Op.68 田園
<休憩>
09.フォーレ:レクイエム ニ短調 Op.48 (第3稿)

入場時の捌きの悪さにイヤな予感がした。

まず管楽五重奏のミヨー。
フルート、オーボエ、クラリネットはまずまず。
ホルンがいただけない。ホルンが難しい楽器であることは理解しているが、だとしても、である。
ファゴットも音が小さく存在感が薄い。
アンサンブルとしてまとまりがないのが残念だ。
選曲を誤ったのかもしれない。

シューマンは楽章が進むにつれ良くなってきたようだ。
ところどころヴァイオリンにフラジョレットに似た音が聞こえた。(聞こえていい音ではない)
ちょっとスクウェアな感じか。シューマンの複雑さというものは感じられなかったな。

讃美歌でコーラス登場。
まとまってはいる。
有名曲ばかりなだけに比較対象があるのが気の毒だ。

休憩を挟んで、ベートーヴェンの田園。
小編成でチェロ以外は立って演奏。指揮者はいない。
テンポが速くキビキビした演奏なのは好感が持てる。
ミヨーの印象が強いので、ホルンが悪目立ちしてしまう。
弦はなかなか良い。ヴィブラートも抑え目なのはピリオドを意識しているのだろう。
コントラバスがしっかりしている。

もう一度休憩を挟んで、フォーレのレクイエム。
クリスマスにレクイエム?というのはともかくとして、オケもコーラスもまとまっていた。
合唱と器楽を掛け持ちしている人が多く、曲ごとに入れ替わることで流れを止めてしまっているのが残念だ。
ソプラノとバリトンのソロは自前で賄っていたが、声質は良いとしても声量に欠けるか。
フォーレのレクイエムらしい雰囲気は保っていたと思う。

ホルンとファゴットの弱さがどうしても目立ってしまった。
3時間超えのプログラムを組んだ気概は買うが、前半は無くても良かったようにも思えてしまう。
いろいろな意味で残念なコンサートだったと言わざるをえない。

終始なんらかの音を出していた聴衆にも問題ありだったかな。

アマオケは玉石混交。
当たり外れがあるのは当然のこと。
それこそが楽しみとも言えるので、損をしたという気は全くしない。
田園とレクイエムはきちんと聴かせるものはあった。

二週続けてフィリアのクリスマスツリーを見た。
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