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2025年12月20日08:40

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川村元気『8番出口』(水鈴社)を読みました。

川村元気『8番出口』(水鈴社)を読みました。
著者は、映画の制作や小説の執筆などの活動をしています。私は『世界から猫が消えたなら』を読んだ記憶があります。本書は、ゲームクリエイターであるKOTAKE CREATE氏によって2023年に制作され、累計180万ダウンロードを記録した世界的大ヒットゲーム「8番出口」を基にノベライズした小説であり、別途、実写映画化もされています。
無限ループですので、あらすじはほとんどないに等しいのですが、地下鉄を降りた若いサラリーマン男性が地上に出ようと地下道を歩き回るが、8番出口が見つからず、ホームレス男性や小学生と歩き回り続ける、というものです。
本書冒頭には、【ご案内 Information】として、5点、すなわち、(1) 異変を見逃さないこと Do not overlook any anomalies. (2) 映画を先に楽しみたければ、引き返すこと If you would like to experience the film first, turn back immediately. (3) 小説を先に楽しみたければ、引き返さないこと If you would like to experience the novel first, do not turn back. (4) 小説で明かされる秘密を、決して他人には言わないこと Do not reveal the secret unveiled in the novel. (5) 8番出口から外に出ること Go out from Exit 8. が上げられています。
ゲームそのままに歩き回っても、8番出口から外には出られないわけで、私はゲームの方も、映画の方も知りませんが、少なくとも小説については無限ループのホラーそのものでした。入ったけど出られない、というのは、イーグルスが歌った「ホテル・カリフォルニア」と同じであり、"You can checkout any time you like, but you can never leave!" なわけだと思います。

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