このところアマオケを聴くことが多い。
アマオケと言っても立派な演奏を聴かせてくれることが多く侮れない。
音楽を鑑賞するうえでは全く問題ないのだ。
アマオケのコンサートに行く → いろいろな団体のチラシをもらう → プログラムが気になれば行く、という循環になっている。
料金も格安だし、無料ということだってある。
音楽の楽しみ方はいろいろあっていい。
寺本義明&新日本交響楽団
01.R.シュトラウス:交響詩 ドン・ファン Op.20
02.ストラヴィンスキー:バレエ組曲 火の鳥 (1919年版)
<休憩>
03.ベートーヴェン:交響曲 第7番 イ長調 Op.92
ドン・ファンは初期シュトラウスらしく、劇的で聴きやすい。
動と静のコントラストが見事。
金管が充実しているね。しっとりしたオーボエの音色も魅力的。
火の鳥はオーケストレーションが華やかなので演奏し甲斐があるのかな。
オケの実力を披露するのに格好の曲とも言える。
全曲版に馴染んでいるので組曲版では食い足りない気がしてしまうのは仕方ない。
それはそれとして、聴き応えのある演奏だった。
ただオーボエが前曲と異なりやや乾いた音色で音も大きい。好みと言ってしまえばそれまでだが、前曲の奏者の音の方が良い。
前半2曲はハープに賛助出演の高野麗音氏。さすがの腕前。得した気分。
休憩を挟んでメインのベートヴェン。
9曲の中で7番がいちばん好きだ。
終楽章で「真面目なはずの」ベートーヴェンが狂気を垣間見せてくれるのが良い。
重心の低い堂々とした演奏。
終楽章も狂騒的ではなくしっかりとした歩みで聴かせる。
とはいえティンパニの熱演ぶりは称賛もの。演奏のグレードをさらに上げていた。
やはりベートーヴェンの7番は良い。
ロックミュージックのルーツはここにあるんじゃないの、なんてことも思う。
さすがアマオケの中でも評価の高い楽団であった。
いい演奏会だった。
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