リコーダーと尺八とフルート「海外からの視点」
笛三本によるコンサート。
この組み合わせ自体がレアだし、しかも演目は現代音楽ばかり。
鈴木俊哉:リコーダー *
田嶋直士:尺八 #
上野由恵:フルート +
01.湯浅譲二:テナーリコーダーのためのプロジェクション(2004年) *
02.細川俊夫:マナ(2022年) *#
03.ファランギス・ヌルラ=ホジャ:キアロンブラ(2025年、初演) *#+
<休憩>
04.細川俊夫:垂直の歌�機�1995年) +
05.我妻英:風の寒戸(2023年) *#
06.ディラン・ラルデリ:ローブとシャード(2025年、初演) *#+
初演曲もあるので、聴いたことのない曲ばかり。
細川氏の『垂直の歌』のみCDで聴いたことがある。
そもそもリコーダーで現代音楽なんて初めて聴いた。
特殊奏法満載で凄い。
尺八も太い音で迫力がある。
そして現代曲のスペシャリストでもある由恵ちゃん。
彼女は完璧な技巧と美しい音色で現代曲をわかりやすく聴かせてくれる。
わかりやすくというのは誤解を招くかもしれないが、彼女が演奏すると現代曲がとっつきにくいものと思えなくなるのだ。
フルート奏者は現代音楽に強いということはあるにしても彼女のスキルはそれだけで説明できるものではない。
特殊奏法満載の超絶技巧曲『垂直の歌』は素晴らしかった。
細川作品のCDを海外レーベルからリリースし高評価を得ている彼女は細川作品のスペシャリストでもある。
初演曲は2曲。
この時代に生まれた曲に生命が注ぎ込まれる瞬間に立ち会えるということは光栄なことだ。
同時代に生きているという貴重な機会を経験しない手はない。
どちらの曲も楽しめた。
こういうのは楽しんだもの勝ちなのだ。
いいコンサートだった。
バス・リコーダーのような珍しい楽器を見ることができて楽しかった。
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