熊本はいまだに余震が続いているという。
被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げる。
宇土市の市役所が倒壊寸前というニュースも流れてきた。
実は私、熊本とは縁があるのだ。
東京生まれの東京育ちだが、以前の本籍は熊本県宇土郡三角(みすみ)町だった。
今は三角は宇土市ではなく宇城市になるらしい。
父が九州の出身なのだ。熊本や鹿児島を転々としていたという。
祖父は女学校の教師をしていたころに教え子と結婚した。
祖母は女の子と男の子を産み、幼子を残して夭折してしまう。
その後すぐに女の子(私にとっては伯母にあたるはずだ)も幼くして亡くなってしまう。
父は小さなころから熊本や鹿児島の親戚の家を転々とし、大学進学で上京した。
大学の教授となっていた祖父は息子の上京後まもなく世を去ったという。
私が三角に行ったのは一度きり。
三歳くらいのことだった。
なので記憶はほとんどない。
ただ、海が近かったことだけは覚えている。昔はフカが来たんだよ、と聞いて恐ろしくなったことを微かに覚えている。
そのとき熊本城も見ている。
なのであの無残な熊本城の姿には胸が痛む。
父は九州男児というイメージそのままの人である。
ツライことが多かったとはいえ、故郷はやはり特別なものなのだろう。
高校野球では九州勢、特に熊本や鹿児島を応援していた。
その影響だろう。私もやはり九州贔屓だ。
仕事で何度か九州に行ったことはあるが、熊本に行ったのは小さいころの一度きりである。
教え子に手を出した不届き者の祖父はともかく、夭折した祖母はどんな人だったのだろうか。
祖母は阿蘇の麓に眠る。
なので今回の地震は他人事には思えない。
今はただこれ以上被害が広がらないことを願うとともに、一刻も早い復興を祈る。
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