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2016年04月03日22:07

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IL DEVU@調布グリーンホール

今日はおよそ二年ぶりにイル・デーヴ(IL DEVU)のコンサートに出かけた。
場所は調布グリーンホール。
うちは二人とも調布出身なので懐かしい。

イル・デーヴとは男声四人とピアノというユニット。
五人合わせて500キロ超えというのがウリだ。つまりフトメンのユニットである。
ユニット名はもちろんイル・ディーヴォ(IL DEVO)をもじったものだ。

たぬ〜お気に入りのユニットである。

望月哲也:テノール
大槻孝志:テノール
青山貴:バリトン
山下浩司:バス・バリトン
河原忠之:ピアノ

というわけで、イル・デーヴ、春場所。

01.山田耕筰:この道(山下浩司)
02.山田耕筰:捨てた葱、二十三夜(大槻孝志)
03.別宮貞雄:さくら横丁(望月哲也)
04.高田三郎:くちなし(青山貴)
05.童謡&松任谷由実:春よ来い(河原忠之)
06.ドヴォルザーク:我が母の教え給いし歌
07.ドヴォルザーク:鷹は自由に
<休憩>
08.木下牧子(谷川俊太郎/詩):春に
09.木下牧子(やなせたかし/詩):ひばり
10.木下牧子(やなせたかし/詩):海と涙と私と
11.木下牧子(やなせたかし/詩):きんいろの太陽が燃える朝に
12.木下牧子(やなせたかし/詩):さびしいカシの木
13.木下牧子(やなせたかし/詩):ロマンチストの豚
14.シューベルト:シルヴィアに
15.アイルランド民謡(チルコット/編):ダニー・ボーイ
16.岡野貞一(チルコット/編):朧月夜
17.ワイルドボーン(福廣秀一朗/編):ディス・イズ・ザ・モーメント
<アンコール>
18.いずみたく(永六輔/詩):見上げてごらん夜の星を
19.フランソワ&ルヴォー:マイ・ウェイ

河原さんの客席インタビューから始まるというクラシックではありえない驚きの展開。
まるで歌謡ショーだが、こうした型破りなところも彼らの魅力。

最初は挨拶代わりに春にちなんだ曲をソロで披露。
それぞれ声に個性があり、聴いていて楽しい。

『我が母の教え給いし歌』は新レパートリーだそうだが、圧巻だったなあ。
厚みのあるハーモニーが心地よい。

後半はストーリー性の高い歌詞の曲が並ぶ。
木下牧子さんの曲は何年か後には唱歌として歌われるのではないかという気がする。

名前だけ聞くとキワモノっぽいが、パフォーマンスはホンモノである。
とにかく楽しい。
たまにはこういうのもいいものだ。

男声の響きは下から穏やかな波が押し寄せてくるようで、とても心地よい。
テノールの二人が目立つのはもちろんだが、低音の二人もかなり強力で、やはりバランスが良くないと成功しないのだろうと思う。

それに河原さんのピアノのチャーミングなこと。あの体形からは想像できないと言っては失礼だろうか。
いろいろな人との共演でよく聴いていて、好きなピアニストの一人である。

というわけで、楽しいコンサートだった。
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