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2015年01月09日22:54

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ベビメタだらけ

リリースされたばかりのBABYMETALのライヴ映像を見て、ライヴCDを聴いた。
武道館2days、まさにベビメタ総決算とも言える内容である。
この後に海外武者修行に出ることになったわけで、初期ベビメタの完成形がここに記録されている。
(写真左:Blu-ray、写真中央:1日目『赤い夜』ライヴCD、写真右:メンバー限定「武道缶」同梱の2日目『黒い夜』ライヴCD)

神バンドの起用がベビメタ成功の一因となったことは否定できない。
ホンモノのメタルを奏でるからこそ、三人のカワイイ&カッコイイが引き立つ。
海外公演も神バンドではなくエアバンドだったら、おそらくこれほど受け入れられることはなかっただろう。
今までの映像作品に足りなかったものがこれだったのかということがよくわかる。

彼らは凄腕ミュージシャンである。それは演奏を見ていればよくわかる。
アイドルのバックではイヤイヤながらの金のための仕事か、と思われがちではあるが、実はそうではない。彼らは神バンドという役割を真剣に楽しんで演じているようなのだ。
六弦ベースの名手はそのブログで彼女たちをさん付けで記している。SU-METALさん、YUIMETALさん、MOAMETALさん、というふうに。自分の半分くらいの年齢の彼女たちを、である。そこにはプロとしての彼女たちに対する強いリスペクトが感じられる。
さらにギタリストはインタビューで「彼女たちの命を削り取るかのようなパフォーマンスに圧倒される」というようなことを言っている。
それにもしかしたら彼らにとっても海外のフェスでのビッグネームとの邂逅はワクワクものだったのかもしれない。

ベースの神BOH氏のブログを貼っておく。11月のNYとロンドン公演についてのものである。
http://ameblo.jp/bassist-boh/entry-11951056343.html

それにしてもYUIとMOAによる『4の歌』は殺傷力が高い。あまりの可愛さに悶絶しそうだ。
そしてSUの凛とした姿はもはやメタル・ディーヴァとしての貫録さえ纏っている。おそらく世界でいちばんマントの似合う女子高生に違いない。

問題のYUI転落のアクシデントはうまく編集されている。途中からの二人だけでのパフォーマンスには不安感と悲愴感が漂う。それゆえに、次の曲でYUIが復帰した際のSUとのアイコンタクト、SUの安堵したような笑顔、そしてエンディングでYUIの手を引くMOAという一瞬の映像が際立つ。
この三人は本当に仲がいいんだな、とオジサンはそんなところにもホロッときてしまう。

ライヴCDは映像がないぶん音にこだわった出来になっているようだ。
やはりスタジオアルバムよりもメタル感が強く音圧も迫力がある。有名エンジニアのテッド・ジェンセンが手がけたということもあるのだろうが、なによりパフォーマンスのグレード自体が高かったということだろう。
映像がないだけに音に集中する。神バンドの演奏には瑕がなく、ベビメタの歌唱にはライヴならでは揺らぎはあるものの、それはむしろ臨場感を煽ることになっている。SUの歌唱力はもちろんだが、YUIとMOAの合いの手(あるいはリードを取る曲)もあれだけ激しく踊っているのに声が乱れないというのは驚きである。
映像作品と同時にCDをリリースしたあたりはそれだけ自信があったということなのだろう。

ライヴCDはどうやら海外のチャートも賑わしているらしい。メタルチャートでは軒並み上位、英米それぞれの総合でも100位前後くらいのようだ。100位なんて、と侮ってはいけない。日本人の名前を全く見ることのできないチャートにあたりまえのように入っているということ自体がすでに驚きなのだ。しかもほとんどプロモーションを行なわずに、である。さらに英語の曲しか聴かないと言われる英語圏の人たちに日本語なのに受け入れられているのである。

BABYMETALを現象として捉え特番を制作したNHKは慧眼だったと言うべきか。
それとは逆にBABYMETALを普通の新人として扱ったMステライヴが叩かれたのはとんだとばっちりであろう。あれは国内の誰でも見られる時間帯のTVに露出するという点で意味はあったのだ。

最近私はフロントの三人+神バンドでBABYMETALだと思うようになってきた。
超絶技巧のバンド・アンサンブルに乗ってこそ彼女たちの歌とダンスはより際立つようになる。そう確信している。
ずっとバンドという言い方を敢えて避けてきたのだが、今は自信を持って言う、BABYMETALはバンドである、と。

「新春キツネ祭り」がますます楽しみになってきたと思ったら、もう明日ではないか!
おそらくエンディングでは今後の活動の一端が発表されることだろう。
さらに海外に進出するのか。
あるいは国内ツアーを敢行するのか。
それよりもサプライズなニュースがあるのか。
なんにせよ期待は募る。
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