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2014年10月14日10:10

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『通りゃんせ』という童歌

『通りゃんせ』という童歌がある。

以下の歌である。
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通りゃんせ 通りゃんせ
ここはどこの 細道じゃ
天神さまの 細道じゃ
ちょっと通して 下しゃんせ
御用のないもの 通しゃせぬ
この子の七つの お祝いに
お札を納めに まいります
行きはよいよい 帰りはこわい
こわいながらも
通りゃんせ 通りゃんせ
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私は昔から此の童歌に或る不気味さを感じていた。

「行きはよいよい 帰りはこわい」とは何が怖いのだろうかと。

そこで、だいぶ前になるが、2CHの映画『悪魔の首飾り』というスレッドで・・・このスレは現在ないが・・・訊いてみたことがある。

一体何が怖いのか? と。

すると或る人が以下のような趣旨のコメントをくれた。

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子供が生まれると親は天神様にお札を貰う慣例があった。この子が健康に育つようにとお札を貰い御加護を受けるというのだ。

ところが其の子が七つになると其のお札を天神様に返すことになっていた。

其のお札を天神様に返すと、其の子は天神様の御加護がなくなる。

だから、『行きはよいよい 帰りはこわい』。

つまり、お札の返却後は其の子は天神様のご加護が無くなり、これからは何事も自力で困難に立ち向かわなくてはならない。

お札の返却は、子供から大人への通過儀礼だ、という趣旨のコメントだった。

***
私はナルホドと思ったものだ。サイトで調べると此の唄の由来は他のものもある。

いずれにせよ、此の歌には「生きる」ということの或る根源的な暗さを内在しているようで、上記した解釈も私は今も何故か忘れられない。
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