mixiユーザー(id:3696995)

2014年09月22日23:28

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節操なしの戯言

年寄りでよかったと思えることがひとつだけある。
いや、むしろもう少し早く生まれたかったくらいだ。

黄金の70年代、それを知っているということがどれだけ誇らしいことか。
つまり激動の音楽史を目撃してきたということである。

たとえば、BABYMETALのルーツは多くのメタル・バンドに求めることができる。
その中で設定上大きな位置を占めているのが四天王のようだ。メタリカ、スレイヤー、メガデス、アンスラックスの四天王と邂逅を果たしたということがどれだけ凄いことなのか、四天王を知らなければお口ぽか〜んだろう。
スレイヤーのケリー・キングと一緒に写った写真を見たときには驚きを通り越して笑ってしまった。スキンヘッドにタトゥーでサングラスの強面のおっさんが泣く子も黙るケリー・キング。
四天王のルーツを辿ると、ジューダス・プリーストやアイアン・メイデンになる。
それをさらに遡ると、レッド・ツェッペリンやブラック・サバスといったところにつながる。あるいはジェネシスやイエスといったプログレ系とも無縁ではない。

すんなりとつながるのだ。
ダテに長く生きてきたわけではないのだ。この件だけに関しては、だが。

ジューダス・プリーストがメタルにシフトしたときも、アイアン・メイデンが衝撃的なデビューを果たしたときも、音と情報だけではあったがリアルタイムに経験してきたのである。
もちろんCDや映像によって後追いで体験することはできる。
しかし、あのときの熱い空気感というものまでを経験することはかなわない。

ニューウェイヴやパンクだって、これからどんな音楽が生まれるのだろうかとワクワクさせられたものである。

今みたいにネットで世界とつながれる時代ではない。
自分で積極的に行動しなければ情報が得られなかった時代だったのである。

あの熱い時代に生きていられたというだけで早く生まれた甲斐があるというものだ。
あと5年遅くてはいけなかった。
できればあと5年早ければよかった。そうすればビートルズ世代になれたろうに。ただそうするとメタル勃興の頃にはロックを卒業していたかもしれない。
タイミングというのは難しい。

BABYMETALのファンになったからって、メタルを好きにならなければいけないなどということはない。
しかし無視を決め込むのもつまらないように思う。
先日のライヴでの開演前には四天王の曲が爆音でかかっていた。それだけで熱くなれるようなシチュエーションだった。ことに暗黒のアンセムとでも言うべきスレイヤーの『Angel Of Death』がかかっていたのにはテンション上がった。メタリカの『Master Of Puppets』では会場中盛り上がっていたし。

まあ、YUIMETALお気に入りの(ホントか?)カンニバル・コープスを聴けとは言わないが…。
さすがにあれはYUIMETAL信者でも厳しいだろうな。
「YUIちゃんが好きならオレも」と挑戦して挫折した人が数万人はいると想像する。

クラシックもジャズもロックもメタルもアイドル・ソングもみんな一緒。
好きかそうでないか、それだけのこと。
そして好きなものがたくさんある方が間違いなく楽しい。
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