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2014年09月19日21:18

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三浦友理枝@佐倉市民音楽ホール

今日は予定通り休暇。
そう、三浦友理枝嬢の平日昼間のリサイタルである。
昨年の10月に引き続き佐倉市民音楽ホール。
最寄駅としては京成線の京成臼井という駅だが、なんにしても旅である。

彼女のために何日休みを取ったかはもう数えるのをやめた。
彼女のためにどこまで行くのかも考えるのをやめる。

まあいいではないか。それほど入れ込める演奏家と出会えたというのは幸せなことだと思うのだ。

さて、昨年好評だった「I Like Chopin」の第二弾。
ということでオール・ショパン・プログラム。
一筋縄ではいかないプログラムを組むのは彼女ならでは。

01.マズルカ 第5番 変ロ長調 作品7-1
02.ワルツ 第9番 変イ長調 『別れのワルツ』 作品69-1
03.ワルツ 第1番 変ホ長調 『華麗なる大円舞曲』 作品18
04.ポロネーズ 第6番 変イ長調 『英雄』 作品53
05.アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 作品22
<休憩>
06.舟歌 嬰ヘ長調 作品60
07.エチュード 第5番 変ト長調 『黒鍵』 作品10-5
08.エチュード 第12番 ハ短調 『革命』 作品10-12
09.スケルツォ 第3番 嬰ハ短調 作品39
10.スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31
<アンコール>
11.ノクターン 第2番 変ホ長調 作品9-2

最初調子が出ないのかなと思っていたが、英雄ポロネーズあたりから本来の調子が戻ってきたようだ。
大ポロネーズの冒頭のアンダンテ部分の音色の美しいことといったら…。
彼女の演奏でこの曲を聴いたのは2007年8月のフィリア・ホールでのリサイタル以来である。英雄ポロネーズも相当久しぶり。

後半の難曲舟歌も素晴らしい。彼女の音色の美しさがひときわ引き立つ。
スケルツォ2曲も嬉しい。3番は初披露になるのだろう。
どちらもショパンにしてはデモーニッシュな曲。だからこそそこにはショパンの本音があるのではないかと深読みしたくなる。
第2番の中間部の切ないほどの美しさ…。慈しむように弾いていたのが印象的だった。

うちのは英雄ポロネーズと革命を聴けたのが嬉しかったようだ。

彼女が紡ぐ音楽に身を委ねる。
それだけでいい。
理屈も何もいらない。
音色がどうの、解釈がどうの、そんなことはもうどうでもいいのだ。
惚れ込むということはそういうことだろう。

このところ彼女の音楽に変化が出てきているように思う。
熟成してきているというか、コクが出てきているというか、そういう感じがする。
演奏家としての経験や人脈の広がりが音楽に幅を持たせることになっているのかもしれない。

やはり追いかけ甲斐があるな。

いいコンサートだった。
しかし…。
平日昼間ということで、騒がしいのは覚悟していたが、拍手早すぎだろう!
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