mixiユーザー(id:3696995)

2014年08月27日23:36

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にょろにょろ〜ん

今朝ヘビを見かけた。
おそらくアオダイショウだろう。あまり大きくなかったのでヒバカリということも考えられるが、このあたりにヒバカリがいるのかどうかはよくわからない。

私は東京生まれの東京育ちである。
とは言っても都下なので都会っ子ではない。子どもの頃は田園風景が広がり、東京というイメージとはかけ離れていた。そのおかげで走り回って遊ぶことができた。
国道20号の街路樹にカブトムシやクワガタがとまっていた時代である。

だからヘビなんかもよく見かけた。

アオダイショウにシマヘビにヤマカガシといったヘビたちだった。
地面で見かけて小ぶりなのがシマヘビ。
川や沼の近くで見ればヤマカガシ。
太くて木や壁とかの高いところで見ればアオダイショウ。
そんなふうに大雑把に判断していた。もちろん色や模様がいちばんの識別材料だったが。
なんにせよ男の子たちでヘビを怖がる子などいなかった。捕まえて遊んだものである。ヘビにとってはいい迷惑だが、愛情を持って接したつもりである。もちろん殺すようなことはしなかった。 ヘビはひんやりしていて気持ちいいのだ。
毒がなければ咬まれても大丈夫という安易さから、カエルを捕まえるような感覚でヘビを捕まえていた。
今考えるとこれは結構危険だったのかもしれない。毒はなくても雑菌がたくさんあるので咬まれるのが危険なことには変わりないのだ。
誰も咬まれなかったのは運が良かったということだろうか。

そして後にビックリしたのはそれまで無毒とされていたヤマカガシに実は毒があったということを知ったときである。どうやら奥の牙にしか毒がないらしく、毒蛇と認識されていなかったようなのだ。場合によっては症状が重篤化し、死に至ることもあるという。
ヤマカガシ? 馴染みのヘビですが? 毒あったんですか!
いやはやもし咬まれていたら大変なことになっていたかもしれない。
きっとあの近辺に住んでいたヤマカガシくんたちは気の優しい連中だったのだろう。

洗濯物を干そうとしたら物干し竿にアオダイショウがいて肝を冷やしたとか、国道の横断歩道をのんびりシマヘビが渡っていた(そして車は渡り終わるまで停まっていた)とか、夜寝ていたらアオダイショウが天井からどさっと落ちてきたとか、ヘビに関するエピソードはたくさん聞いていた。
ヘビは人とともに生きていたのであろう。

マムシがいるという噂もあった。
実際に見たことはないが、捕獲したという話は聞いたことがある。
ただ事実かどうかはわからない。
現実的な話、あの頃すでに人里すぐ近くにマムシはいなかったのではないだろうか。
よく似ているアオダイショウの子どもと間違えたのだと思う。

シロヘビを見たという人もいたが、おそらくそれはデマだろう。

最近はヘビも減っているという。
シマヘビやヤマカガシは地上での生活なので、道路や壁があると活動範囲が狭くなってしまうのだという。
木や壁を登れるアオダイショウはその体色がかえって目立ちやすく、天敵に狙われる機会が多いのだそうだ。
都会には意外に緑が多い。そのためタヌキやハクビシン、あるいはコウモリといった野生動物が増えているという。ヘビにとっては天敵が増えているということなので、受難の時代と言えるのかもしれない。 アオダイショウは人を怖がらない。のんびりとした愛嬌のあるその姿が見られなくなるのはちょっと淋しい。アオダイショウを漢字で書くと青大将。そのワルガキのような名前がいいではないか。
まあ、彼らは自分がアオダイショウと呼ばれていることなど知らないだろうが。
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