実は昨日、国立近代美術館で開催中の「クレー展」に行ってきた。
パウル・クレー、20世紀スイスの画家。ワン・アンド・オンリーの作風の巨匠である。
大好きな画家のひとり。
無邪気な画風の中に風刺を盛り込んだり、静謐な抽象画を描いたり、非常に奥の深い画家である。
作品に関しては素晴らしいものばかりだが、今回はクレーの制作に注目していたことで、逆に焦点がボケた展覧会になっていたような気がする。純粋に作品だけを観るならば、決定的な傑作が少なかったように思う。
また、展示方法が迷路のようでややこしい。それならば順路を間違えないようなガイダンスがきちんとしていればいいのだが、いかんせんわかりにくい。何度も間違えてしまったよ。
このごろの近代美術館はどうも奇を衒っているというか、才気走っているというか、観る側に立った展示になっていないような気がする。
というわけで、どうにも消化不良の展覧会になってしまった。
もちろんクレーは素晴らしいし、大好きな画家であることには変わりない。
それだけに残念。。。
写真は左から『花ひらいて』『山への衝動』『山のカーニヴァル』。
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