スーズ・ロトロが亡くなったのだそうだ。
誰? という方も多いだろう。
デビュー間もなくのボブ・ディランを支えた女性である。
2ndアルバム『The Freewheelin' Bob Dylan』のジャケットに写っている女性といえば、あの美人かと思い当たる方も多いだろう。
彼女のために作られた曲も少なくない。
ディランの詞が難解になっていったのも、彼女がランボーらの詩に造詣が深かったからだとも言われている。若き日のディランにとってはまさしくミューズだったのだろう。
ディランの名声が高まるにつれ、そのプレッシャーに耐えられず、別れることになる。
若かったのだろう。ディランと知り合ったとき、彼女は17歳。ディランと過ごしたのはおよそ4年間。
『The Freewheelin' Bob Dylan』には有名な『風に吹かれて(Blowin' In The Wind)』が入っている。
誰が歌っても表面的にしか聞こえない。ディランの歌にのみリアリティを感じる。ディランでなければ説得力を持ち得ないのか。
そして『くよくよするなよ(Don't Think Twice, It's All Right)』は彼女とのことを歌ったものだと言われている。
ディランは彼女との出会いを「アラビアンナイトの世界に足を踏み入れたようだった」と言っていたという。
彼は老いてますます盛ん。これからもずっと元気で歌い続けていってもらいたいと思う。
そして、もう一度来日してほしい。
それはともかくとして、スーズ・ロトロ、ディランに多くの影響を与えたミューズの冥福を祈る。
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