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2011年02月12日22:40

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モネとジヴェルニーの画家たち展@Bunkamura

今日の日記、1本目。。。

これもまた会期末ギリギリになってしまった。。。
Bunkamuraで開催中の「モネとジヴェルニーの画家たち展」である。
ジヴェルニーとは晩年のモネが住んでいた場所で、そこに有名無名の画家たち(特にアメリカ人)が移り住み、一種のコミュニティのようになっていたらしい。

絵を見始めた頃、モネが好きだった。今はそうでもない。というより、モネの作品を好きだった時期は短い。
モネに限らず、印象派の絵画にあまり魅力を感じないのだ。とはいえ、嫌いというわけでもない。ただ、特別積極的に観ようと思わないというに過ぎない。
もちろん、好き嫌いは別にして、モネの画業に関して敬意を表するのにやぶさかではない。

後の美術史に照らし合わせてみると、晩年のモネは抽象画の領域に一歩踏み込んでいたのではないかという気がしている。光と影にのみ関心が向いた結果、対象はどうでもよくなった、というのは極論だろうが、本来の写実でなくなったのは事実だろう。具象である必要はなかったのだと思う。
そう考えると、モネはイノベーターだったのだなと思う。写真左は晩年の『睡蓮』だが、これは具象が残った作品と言えるだろう。

さすがにモネと並べてしまうと、ほかの作品は分が悪い。
ただ、日本でほとんど紹介されていない画家の作品を観ることができるというのは貴重であり、楽しいものである。
作品の性質上、心を揺り動かされるようなものとは巡り会えないが、なかなかレベルの高い作品が多かったように思う。
中でもリチャード・ミラーの『水のある庭』が印象に残る(写真右)。

もっとも、逆説的な言い方になるが、改めてモネの凄さを知らされたということでもある。

ここから先は、余談だが、Bunkamuraには「ミュージアム・フレンズ」というシステムがある。これは連続4回の企画展の前売りと言ってもいい。3000円という格安価格である。だいたい1回1400円くらい、前売りでも1200円くらいだから、いかに安いかがわかるだろう。1回あたり750円、正規の値段のほぼ半額である。もちろん連続4回だから、中にはあまり興味がないというものもあるが、逆にそうでもないと観に行かないというわけで、意外におもしろいものに出会えることも少なくない。Bunkamuraの企画はなかなかがんばっているものが多いので、ハズレは少ないし、ハズレても750円と思えば腹も立たない。
ただ残念ながら、今年は7月から12月にかけて改装に入るため、新規の申込を受け付けていないのだそうだ。リニューアル後に復活してくれるといいのだが。
Bunkamuraにはよく行くなあ、という方は覚えておかれるとよいのではないだろうか。
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