三連休最後は成人の日。15日でなくなったのはいまだに違和感あるな〜。
さて、今日はタワレコ渋谷にて「1966カルテット」という不思議なユニットのインストア・イベント。
1966とはビートルズが来日した年である。つまりこのユニット、ビートルズの曲を変則的なピアノ四重奏で演奏しているのだ。1stアルバムは簡単に言ってしまえばビートルズ名曲集なのだが、ありがちなお手軽感はなく、かなり聴かせる盤に仕上がっていた。アレンジが練れているのもそうだが、演奏者各人の音も美しく、真剣に取り組んだことが一聴してわかる。と同時に、ビートルズの曲の素晴らしさを改めて気付かせてもくれる。
ライト・クラシックというより、本格的なクラシックという趣だ。『ヘイ・ジュード』にパッヘルベルのカノンをかぶせるあたり、小技も効いている。
実は昨年王子ホールでコンサートがあり、アルバムが気に入ったので行ってみたいと思ったときにはすでに完売だった。というわけで、今日のイベントは楽しみにしていたのだ。
メンバーは以下の通り。Vn×2、Vc、Pfという変則的なピアノ四重奏である。
・松浦梨沙:ヴァイオリン
・花井悠希:ヴァイオリン
・林はるか:チェロ
・長篠央子:ピアノ
セットリストは以下の通り。もちろん全てビートルズ・ナンバーである。
01.ノルウェーの森 Norwegian Wood
02.抱きしめたい I Want To Hold Your Hand
03.イエスタデイ Yesterday
04.エリナー・リグビー Eleanor Rigby
05.ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー Strawberry Fields Forever
06.ロング・アンド・ワインディング・ロード The Long And Winding Road
07.愛こそは全て All You Need Is Love
08.ビートルズ・メドレー
〜 ラヴ・ミー・ドゥー Love Me Do
〜 プリーズ・プリーズ・ミー Please Please Me
〜 フロム・ミー・トゥー・ユー From Me To You
〜 シー・ラヴズ・ユー She Loves You
<アンコール>
09.レット・イット・ビー Let It Be
イベントでよくもここまでたくさん演奏したな、というくらいのボリューム。それでももっと聴きたいと思わせるような演奏だった。
ビートルズの有名曲はまだまだたくさんあるし、ビートルズ以外でも発展性はあると思う。サイド・プロジェクトとしてこれからも続けていって欲しいものだ。
特に印象的だったのがチェロの太い音色。
以下、ちょっと思うところがあったのでコメントする。
聴衆の9割以上がヤロウだった。。。というか、女性は3〜4人ほど。
こういうユニットは同性のファンを掴めるかどうかがカギである。たぬ〜がいたことがスタッフに喜ばれたのだから、おそらくそうならなければならないということはわかっているのだと思う。
ただ、ああいう雰囲気を見てしまうと、なかなか女性は入っていけないかもしれない。
それも単に男ばかりというだけでなく、異様な雰囲気を醸し出している。自分たちがいちばんのファンという意識が見え見えなのだ。いろいろなイベントでよく見かける人も多い。しかし不思議なことに、コンサートでは見かけないのだ。イベント限定で若い女性演奏家を追いかけているのかもしれない。
もちろん、楽しみ方は人それぞれでいい。しかし、撮影禁止なのに写真を撮るなどという行為はそれ以前の問題である。
ファンを自認しているはずなのに、かえって新たなファンを獲得する可能性を閉ざしていることに気付いていないのだろうか。音楽好きというよりは女の子好きというふうに見えてしまう。
男の私から見てそうなのだから、女性から見たらもっと異様に見えるかもしれない。
せっかくユニークな音楽をやっているのに、彼女たち以外のことで、ファン層の拡大ができないのだとしたら、あまりにも惜しい。
というわけで、ちょっと過激な物言いをしてしまったので、限定公開ということで…。
写真左はデビュー・アルバムのジャケット。
写真右はそのジャケットの元となったビートルズの2ndアルバム『With The Beatles』。
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