第2回は気分が明るくなるようなカクテルを。。。
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スワンダフル 'S Wonderful Cocktail
3/6 バーボン・ウィスキー
1/6 コアントロー
1/6 マリブ
1/6 レモン・ジュース
上記をシェークしてカクテル・グラスに注ぐ
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『スワンダフル』はガーシュウィンの曲。もともとはミュージカルの中の曲だが、ジャズのスタンダードとして多くの歌手に歌われている。
いちばん有名なのはニューヨークの溜息ヘレン・メリルがクリフォード・ブラウンの素晴らしいトランペットを得て録音したデビュー・アルバムの中のものだろう。アルバム中唯一のアップテンポの曲で、楽しげな雰囲気に満ちている。
ジュリー・ロンドンの歌った版もなかなか出来がよく、こちらはギターとベースをバックにややしっとり系。
気分が明るくなるような、そんな一杯を考えた。
といいつつも、やはり夜のバーに似合うものでなければならない。というわけで、見た目はスタンダードっぽく。
コアントローはカクテルにはなくてはならないリキュール。何か1本リキュールを買うとしたら、まずこれを買うべきだ、というくらいカクテルに使われている。コアントローはブランドの名前で、リキュールとしてはホワイト・キュラソー。トリプル・セックともいう。オレンジの果皮から作られ、フルーツ系リキュールでは最も有名と言っても過言ではない。これを使ったカクテルにはサイドカー、ホワイト・レディ、マルガリータ、バラライカ、などなどスタンダード・カクテル界のスーパースターが名前を連ねる。また、お菓子作りでも重宝がられる。
マリブは比較的新しいリキュールで、簡単に言うとココナッツ・リキュール。トロピカル・フルーツ系のリキュールの先駆けとなったものである。ココナッツの甘い風味が濃厚で、フルーツとの相性がいい。市販のオレンジ・ジュースで割って飲んでも美味しい。コーラとも合う。ただココナッツの独特の風味は主張が激しいのでなかなか使いどころは難しい。
ベースはバーボン・ウィスキー。バーボンというのは男性的な酒というイメージを持たれているようだが、実はとても酒質の優しいウィスキーである。独特の芳香が好みを分かつが、美味いバーボンは品の良い香りがする。むしろ女性的な酒と言ってもいいと思う。カクテルのベースに使うなら、バーボン臭くボディのしっかりしたものが良い。たとえば、フォア・ローゼズやIWハーパーなどは、そのまま飲むには美味いが、カクテルのベースにするにはボディが弱い。ちょっとおとなしすぎるのだ。使い勝手がいいと思うのはオールド・クロウという銘柄。酒質は重く、香りも強い。コシが強いので、ハード・シェークにも耐える。どんな材料と合わせてもバーボンの個性が消えないところも使いやすい。もちろん、バーボンの香りがあまり得意でないのなら、もっとおとなしいものでもかまわない。
マリブがなければサイドカー系のバリエーションとなってしまうところだが、マリブの存在で差別化ができたと思う。
これはお題をもらって即興で作ったもので、そのときからレシピは変わっていない。決まるときは決まるものである。
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