スパニッシュ・コネクション(略してスパコネ)のリーダーでフラメンコ・ギターの名手、伊藤芳輝氏が天に召されて一年が過ぎた。
自分の中ではまだ整理がつかずにいるのだ。
氏のことは勝手に兄貴分のように思っていた。
伊藤芳輝氏のいないスパニッシュ・コネクション…
名古屋からこのライヴを目的に友人が来るということもあって、出かけることにした。
午後からの友人とたぬ〜の女子会に夕方から合流。
軽く夕飯を摂ってから会場に向かう。
音や金時に来るのも久しぶり。
激レア スパニッシュ・コネクション
平松加奈:ヴァイオリン
箭島裕治:ベース・ギター(6弦)
吉見征樹:タブラ、パーカッション、ギター、ヴォーカル
はたして伊藤氏のフラメンコ・ギターないスパコネはスパコネと言えるのか…
答えは1曲目を聴いて明確になった。
シャープで饒舌なギターはない。
しかし、その音楽は紛れもなくスパコネのものだった。
目頭が熱くなる。
ギター・パートも担当するベースは素晴らしい。
加奈ちゃんはフロントを一人で担う大活躍。
吉見さんもいつものノリで笑わせつつ、しっかりとボトムを支える。
そしてアレンジが変わっても元々の曲が楽曲としてしっかりしていたのだなと気付く。
リズム処理の面白さも変わらない。
伊藤氏はいい曲をたくさん作っていたのだな…
加奈ちゃんの情熱的なヴァイオリンには心を打たれる。
そう、こういう熱いヴァイオリンが大好きだったのだ。
名古屋の友人もそうだし、久々に会えた方々も多くいらした。
楽しい時間だった。
伊藤氏との思い出はたくさんある。
いつか語ることもあるだろう。
今は早すぎる死を悼むとともに冥福を祈るのみ。
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