久々に地元のホール。
一時期よく聴いていた古楽団体ジョングルール・ボン・ミュジシャンの団長・近藤治夫氏が参加しているグループ、レ・ルーチ・アンティーケのコンサート。
「古の賛歌、舞歌、恋歌」と題されている。
ジョングルールのときもそうだったが、とにかく珍しい楽器のオンパレード。それだけでも楽しい。
樋口麻理子:ソプラノ、ハープ、パーカッション、他
阿部等:リコーダー、クルムホルン、パーカッション、他
大喜多陽子:リコーダー、中世ギターン、ルネサンスギター、他
近藤治夫:バグパイプ、ハーディガーディ、パイプ&テイバー、他
武田牧子(ゲスト):ルネサンスダンス
01.モンセラートの朱い本
・処女を讃えましょう
・処女にして母なるマリアを
・あまねき天の女王よ
02.イサーク:ラミラソ
03.オケゲム:口は微笑んでいても
04.オケゲム:ほとんど死んでいるように傷ついた私
05.オケゲム:私は袖にされた女
06.セルトン:歌曲『望むのとは逆さまに』
アテニャン:パヴァーヌ3
07.サンドラン:歌曲『わたしが尽くすべきお方よ』
ファレーズ:ガイヤルド『わたしが尽くすべきお方よ』
<休憩>
08.聖母マリアのカンティガ集
・生き返ったムーア人の子ども
・足の悪い男を治したマリア
・躍り出てきたステーキ
09.ダ・ノーラ:ガリヤルドを踊りましょう
10.カローゾ:ヴィラネッラ
11.ジョスカン・デ・プレ:スカラメッラは戦争に行く
12.トロンボンチーノ:辛抱強く続けよう
13.作曲者不詳:モナカ
カローゾ:チェレステ・ジリオ
モンセラートの朱い本はやはり名曲だな。
ヨーロッパとイスラムとのハイブリッド音楽。14世紀の音楽だが、今でも新しい。
オケゲムを聴けたのも貴重だし、何といってもジョスカンだね。
ジョスカンのミサ曲は大好きなのだが、世俗曲についてはまだまだ勉強不足。
カンティガはモンセラートよりも古い時代の曲集。
400曲を超える曲集だが、いずれは全曲聴いてみたいものだ。
中世・ルネサンスの頃の曲ばかりだが、メロディーの美しさもさることながら、リズム処理のおもしろさに耳を奪われる。バロック以降の組織だった音楽に慣れていると、そのプリミティヴな魅力は新鮮だ。
それにしてもみんな芸達者だ。
まさしく楽器をたくさん担いで練り歩く吟遊詩人たち、あるいは旅芸人たちのようだ。
ソプラノもナチュラルで澄んだ声で良く通る。
終演後に近藤さんと少しお話しすることもできた。
楽しかった。
また聴きに行きたいものだ。
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