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2016年07月16日23:17

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Aura@JTアートホール・アフィニス

今日はアウラのコンサート。
昨年のクリスマス以来、たぬ〜にとっては昨年の夏以来ということになる。

創設以来アウラを支えてきた原嶋絵美、そして難しい低音を担っていた大石悦代が卒業してしまった。
新メンバーとして池田有希が加入し、オリジナル・メンバーの星野典子が復帰して迎えた新生Auraのブランニュー・コンサート。

新生アウラのメンバーは今はこの五人。

畠山真央、池田有希、菊地薫音、奥脇泉、星野典子

01.トルコ行進曲(モーツァルト、長生淳/編曲)
02.別れの歌〜ジンジン〜ちんなんもう〜うしモーモー〜こーじゃんまぐゎ
  (沖縄民謡、中村透/編曲)
03.ずいずいずっころばし(わらべうた、畠山真央/編曲)
04.星めぐりの歌(宮沢賢治、Aura/編曲)
05.インスブルックよ、さらば(イザーク)
06.流れよ、わが涙(ダウランド)
07.ピエ・イエス(フォーレ、長生淳/編曲)
08.アヴェ・ヴェルム・コルプス(フォーレ)
09.花のワルツ(チャイコフスキー、shezoo/編曲)
<休憩>
10.こきりこ節(富山民謡、坂部剛/編曲)
11.会津磐梯山(福島民謡、畠山真央/編曲)
12.八木節(栃木・群馬民謡)
13.スオ・ガン(ウェールズ民謡、畠山真央/編曲)
14.ロッホ・ローモンド(スコットランド民謡、坂部剛/編曲、近藤玲二/訳詞)
15.故郷の空(スコットランド民謡、長生淳/編曲、大和田建樹/作詞)
16.愛の名のもとに 〜アニー・ローリー〜(スコットランド民謡、坂部剛/編曲、新井秋生/作詞)
17.ユー・レイズ・ミー・アップ(B.グラハム - R.ラヴランド、坂部剛/編曲)
<アンコール>
18.フィニクリ・フニクラ(デンツァ、shezoo/編曲)

Auraは今までに何度も危機を迎えてきた。
そしてその都度それらを克服してきた。それも想像していた以上の結果で。
今回もそのAuraの歴史が崩れることはなかった。

新体制となってまだ日が浅い。
アンサンブルが多少粗くてもそれはこなれてくれば解消されてくるはずだ。なのでそこを問う必要はない。
これからのAuraの活動方針を示唆するような様々なジャンルのレパートリーが並んだ。
クラシックの編曲、古楽、民謡やわらべうた、ケルト民謡、ポップス、など。まだまだAuraのポテンシャルは底を見せていないことを示したプログラムであった。

新加入の池田有希は素直ないい声をしている。清涼感のある声だ。
他のメンバーとの声の相性もいい。
かつては畠山真央と原嶋絵美との声質の異なるツートップの声のぶつかり合いが面白みのひとつだったのだが、そういう魅力はなくなるかもしれない。そのぶん声が溶け合う感じはより強くなるのではないかと思う。なのでユニゾンが恐ろしく綺麗に響く。

復帰した星野典子に関してはもはや言うことはあるまい。
ブランクなど感じさせぬ歌唱だった。あれほど低く、しかも暖かみのある声で歌えるなど、稀有の才能としか言いようがない。ソプラノ四人に対して一歩も引けを取らない。すごい存在感なのだが、決して中高音を邪魔しない。フォーレの『アヴェ・ヴェルム・コルプス』でのオルガンのペダルのような低音は圧巻。おそらく彼女にしか歌えまい。
何より楽しそうに歌っていたのが嬉しい。

畠山真央、菊地薫音、奥脇泉もいつもながらの安定した歌唱を聴かせていた。

今回はメンバーの畠山真央の編曲によるものが三曲あり、彼女のそうした才能にも今後は注目すべきであろう。

卒業生の佐藤悦子、原嶋絵美、大石悦代も元気な姿を見せていた。
佐藤悦子は『こもりうた』というアルバムがリリースされたばかり。
原嶋絵美は9月10日(土)に仙川にてピアノの黒田京子女史とのコンサート(ライヴ)が決まった。
卒業生が元気なのも嬉しいことだ。

また、アンサンブル・プラネタの伊藤美佐子ちゃん、プロデューサーの書上奈朋子女史も顔を見せていた。
美佐子ちゃんと会ったのは何年ぶりだろうか。
カペラッテの田中理恵子さんにも会えた。

さて、Auraは今年もクリスマス・コンサートを開催する。
12月17日(土)は恒例のハクジュ・ホール。
23日(金・祝)もこれまた恒例の名古屋の宗次ホール。
そして24日(土)は大阪でも開催されるそうだ。

新生Aura、まずは順調にリスタートを切ったと言えよう。
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