少女主義的水彩画家たま女史の画集『Fallen Princess』が刊行された。
いいペースで画集が出ている。
少女主義的水彩画集としては五冊目。少女主義的水彩絵詞集を含めると通算六冊目となる。
コンスタントにこれだけの画集が出せるということは人気画家ということである。
そのほとんどの作品が少女を題材にしたものであるが、支持者は老若男女幅広い。
個展に行くと年端のいかぬ少女からむさくるしいオッサンまでが同じ空間に存在している。
ダ・ヴィンチだろうがフェルメールだろうが印象派だろうがそうはいかない。
少女という特殊なものを描いていながら普遍的な魅力があると言えよう。
紛れもなく象徴画である。
描かれたもの全てが何らかの暗喩であろう。
それゆえに深読みができる。
さらにエロティック、さらにグロテスク。
アンダーグラウンド・アートの王女とでも言えようか。
なるほど、Fallen Princessか。
収録作品を中心にした個展が銀座のヴァニラ画廊で開かれる。
3月21日(月・祝)から4月2日(土)まで。
http://www.vanilla-gallery.com/archives/2016/20160321a.html
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