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2015年08月31日23:00

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心配は杞憂に終わった

レディング&リーズ・フェスは英国最大級のロック・フェスと言われている。
金曜からの三日間レディングとリーズの二箇所で開催される。レディングとリーズの間は車で三時間くらいの距離があるらしい。東京と大阪で開催されるサマーソニックが近いのだろうが、レディングとリーズでは出演者は全く同じ。
BABYMETALは二日目のレディングと三日目のリーズに出演したのだが、どちらもラインナップは一緒。単に日にちと場所が違うだけということらしい。

BABYMETALは開場すぐの正午から30分の持ち時間だった。メインステージとはいえ、いわゆるオープニングアクトという扱いである。
観客が集まるのかどうか心配になるような時間帯である。
終わってみればその心配は杞憂に過ぎなかった。
あるジャーナリストのつぶやきによると、オープニングでこれだけ人が集まったことはない、のだそうだ。
リーズの方では開演10分前でもガラガラだったのだが、どんどん人が増え始めた。どうやら道路が渋滞してしまったようで、出足が遅かったのはその影響が大きかったのではないかとのこと。

なんにせよ、ベビメタのステージは盛況だった。
いろいろな点で心配されていたレディング&リーズであるが、大成功と言ってもいいのではないだろうか。

昨年のブレイクのきっかけになったソニスフェアはメタル系のフェスである。
今回はロック全般のフェスで必ずしもメタル系が好意的に受け入れられているとは限らない。そして荒っぽいことでも知られていて、ブーイングの代わりにペットボトルがステージに投げ込まれることも珍しくないのだそうだ。そうした騒動のエピソードにも事欠かない。
そんなところに出てベビメタちゃんは大丈夫だろうか?
年端も行かぬ少女たちに野蛮な真似はしないだろうと思いつつも心配は拭えなかった。人気が出るほどに当然アンチやヘイターも増えてくる。まだ10代の少女たちだからこそ強い反感を抱かれることもあるだろう。
集まった人たち全てにベビメタが受け入れられたのかどうかはわからない。しかし心配していたようなことは起こらなかった。
BABYMETALは受容されたのだ。

リーズではレディングより客の少ないことに気付いたのだろう、SU-METALはガンガン客を煽っていた。与えられたプログラムをこなすのではなく、そのときの場を読みつつパフォーマンスを変化させる。そこが彼女たちの強みでもあろう。どれひとつとして同じライヴはありえない。だからこそその状況の中での最善を尽くす。これもまた一期一会とは言えないだろうか。

メインアクトのメタリカとのサプライズがあるのではないかと噂されていたが、さすがにそこまで起きてはいられなかった。結局何もなかったようだが、メタリカのステージを横から見ているショットがアップされている。そうやって彼女たちはまた学んでいくのだろう。

出演者に配ったTeeシャツを着てパフォーマンスをするバンドもあったようだ。
全体的に好意的に受け入れられたようで、むしろ可愛がられているのかもしれないとも思う。

これでワールドツアーもひとまず終了。
しばしの休息となるのか、プロモーションに忙しいのか、キツネ様のみぞ知る。
ただ彼女たちは女子高生であることもキツネ様には覚えておいてもらいたいものだと思う。

二日間ともセットリストは同じ。

01.BABYMETAL DEATH
02.メギツネ
03.Road of Resistance
04.ギミチョコ!!
05.イジメ、ダメ、ゼッタイ

現地から動画配信アプリのPeriscopeで映像を流してくれた方がいて、そのおかげでリアルタイムで見ることができた。ここで言っても伝わらないだろうが、本当に感謝したい。

なにはともあれ、これで来年のウェンブリー・アリーナの1万2千が満杯になりそうな気がしてきた。

写真は2013年の正月に何かの番組に出たときのキャプチャかと思われる。
世界征服なんてこのときはただのネタだったのだろうが、まさかこれが実現しそうになることなど彼女たちにも想像がつかなかったに違いない。
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