mixiユーザー(id:3696995)

2015年05月13日23:19

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トロントも成功

日本時間今朝8時、トロントでのBABYMETAL公演が始まった。
仕事が手につかないということはないけれど、やはり気になってしまう。
国内であれば心配しないが、やはり海外となるとベビメタが受け入れられたのかどうか気になるのだ。世界に出るというのはこういうことなのだと思う。
たとえばオリンピックやワールドカップのようなスポーツの大きな大会で、異国の地で闘う選手たちを日本からヤキモキしながら応援するのに似ている。
まさか音楽でこういう経験をすることになるとは思ってもいなかった。ベビメタは今までにない体験をさせてくれる。

結局満杯になったようだ。

今回のツアー、ワンマンではさほど大きな規模の会場はないようだ。
日本で言えば、ZeppTokyo(3000弱)やO-EAST(1000強)といった規模だろうか。
それでも満杯にしてしまうのは凄いことだ。しかも日本人はほとんどいない。
海外公演大成功、実は八割が日本人、というのとはわけが違う。

海外で成功するのがそんなに大事なのかという声もある。
国内をないがしろにしているという批判もある。

海外での成功というのは音楽関係者にとって夢なのではないか。
そして今までは見果てぬ夢だった。

日本ポップ/ロックの多くの部分は欧米の影響を受けている。
そして歌謡曲あるいはアイドルといった要素を加味しつつ、さらに日本語という独自の言語、あるいはヨナ抜き音階などにより固有の進化を遂げた。
日本がガラパゴスなのは携帯だけではなく音楽もそうだと思うのだ。
そうした日本固有の音楽は決して悪いものではないが、ワールドワイドで見たときには固有すぎてポピュラリティを得られない。目新しいという以上に訴えかけることができなかった。
アニメやマンガに対する理解が深まるにつれ、それらに関する音楽は受け入れられるようになってきた。喜ばしいことではあるが、やはりサブカルチャーとしての狭い市場であることは否めない。
そして市場という点では日本国内だけで十分にビジネスとして成立するのだろう。
それでも海外挑戦は後を絶たない。
本場で自分たちの音楽を認めさせたい、そんな意気を持っているのだ。プロ野球選手がMLBを目指すのに似ているかもしれない。しかしMLBで活躍する日本選手が大勢いるのとは逆に、海外で成功したミュージシャンはほとんどいなかった。

そこに現れたのがBABYMETALである。

今まさに彼女たちは世界に対しレジスタンスを起こしている。
海外発祥のメタルというフォーマットに日本独自のアイドル性とJ-POPをブレンドした類を見ない音楽によって。
彼女たちの活躍は成功というレベルを超えている。まさに世界を席巻しているのだ。ファンやフォロワーだけでなくアンチやヘイターまで巻き込んでの狂騒ぶりだ。

しかもベビメタの曲は全て日本語である。
聴衆は日本語で合いの手を入れ、日本語で一緒に歌う。
そんな情景を見たことがあるだろうか…。
かつてわれわれが英語の歌詞を対訳を見ながら理解し一生懸命覚えたのと同じようなことが日本語の歌に対して起こっている。暗がりで会おうものなら無事に帰れることは僥倖だと思わざるえないような屈強で強面のヤロウどもが小柄な少女たちに合わせて「イマ、ナンジ〜」とか「キンキラリ〜ン」とか叫ぶのである。
そしてみんな楽しそうなのだ。

音楽は世界をひとつにできる。

大袈裟かもしれないが、ベビメタの活躍を見ているとそんな気がしてくる。
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