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2015年02月26日22:22

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あれから1年たちました

BABYMETALの1stアルバムが出てちょうど一年になる。
それから今日までの一年間にリリースされたのは映像作品ふたつとライヴCDのみ。新曲が配信されたもののCDシングルとしてのリリースは無し。
旬のミュージシャンにしては恐ろしいほどのスローペースである。
私は別にシングルを量産する必要はないと思う。日本の音楽界はリリースのペースが早すぎる。確かに彼女たちの場合、花の命は短くて、かもしれないが、乱発する必要はない。じっくり練られたグレードの高い曲を小出しにしていけばいい。
だいたいすでにどの曲に対しても愛着がある。レパートリーが増えることで、外されてしまう曲があるというのも悲しく思えてしまうのだ。かといって全力のパフォーマンスが身上の彼女たちのこと、どんどんセットリストを増やしていくわけにもいくまい。

そして海外ツアーの追加が発表された。
フランス、イタリア、スイスが追加になり、6月は過密な日程となるようだ。世界を相手に闘っているとはいえ、実際はまだ少女たちなのである。かなり過酷なのではないかと少々心配になる。

ネット上では6月21日の幕張ライヴが「来日公演」などと書かれているものも見かける。
海外アーティストのような扱いであると同時に、国内ツアーを行なわないことに対する皮肉でもあるのだろう。
確かに国内ツアー待望の声は大きいし、その必要性も理解する。
ただせっかく昨年海外を叩いた今、やはり行くべきは海外であろう。伝説を作るなら、海外をさらに叩いておくべきである。
彼女たちに対する否定的意見はむしろ日本の方が多いのかも、なんてことも思う。

日本人が海外で大活躍する、それを見守っていられるなんてワクワクするじゃないか。
ポップ系音楽界ではかつてなかったこと。大袈裟ではなく、まさに歴史が作られているのである。

ところで、彼女たちのダンスは踊りというより曲を演じているように見える。
振付師はPerfumeと同じMIKIKOという女性。
体のそれぞれの部分に異なった動きをさせる緻密さのPerfumeに対し、BABYMETALはダイナミックである。これは質が違うので比べるのはナンセンス。BABYMETALの場合にはあえてシンクロさせることを求めていないようにも思える。キメの部分はキッチリ決めるが、細かいところではYUIとMOAでは結構違っていたりする。それがかえって動的な迫力を出しているとも言える。
振付の中には彼女たちのアイデアも取り入れられているらしい。さらに表情付けに関しては指示をしていないのだそうだ。つまり、自分たちで考えているということか。
なるほど、曲のキャラになり切っているように見えるのはそういうところにも理由があったか。
やらされてる感たっぷり、だなんてどう見れば言えるのだろうか?

MOAMETALは普段からしっかりしているようで、笑顔を振りまくステージでの姿とあまりギャップはないのかもしれない。
凛とした神々しささえ感じさせるSU-METALは普段のポンコツぶりが有名である。
YUIMETALがあんなに激しいダンスをするというのも普段のおっとり控えめな様子からは考えられない。
三人それぞれ個性がある。
それに曖昧な言葉で恐縮だが、品がある。たとえば、三人ともお辞儀がとても綺麗なのだ。

もちろん大変な苦労はあることだろう。
それでも彼女たちはBABYMETALを演じていることを楽しんでいるように見える。
だからこそ海外で何万もの観衆を前にしても動じないのだろう。動じないどころか不敵な笑みさえ浮かべるのである。
彼女たちはカワイイとかカッコイイとかだけでなくスゴイのだ。

海外でも高く評価されている腕達者な神バンドの連中が年端の行かぬ彼女たちをリスペクトするのも故なきことではない。
そして神バンドを得て彼女たちはさらに化けた。

3月15日にはWOWOWにて「新春キツネ祭り」が放映される。
是非ともベビメタ体験をしてみてほしい。2万人の観客を熱狂させたライヴを味わってみてほしい。
うちは見られないんだけどね。

http://www.wowow.co.jp/music/babymetal/?utm_source=twitter_sougoupr20150219&utm_medium=social&utm_campaign=
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