駅弁大会最後の休日。
今日も相変わらずの混雑ぶり。
予定ではわれわれは今日が最終日(会期は20日まで)。なのでいつも以上に失敗したくないのである。
「鹿児島黒豚・黒牛贅沢肉めし重」、鹿児島県
肉対決から。この調整元も駅弁大会の常連。
実演ということもあるだろうが、豚も牛もいい感じだ。すき焼き風の牛もいいが、やはり豚が美味い。紅ショウガが乗っただけでほかに箸休めがないというのもかえって潔い。ただ意外に小技が効いていて、牛の下にはゴボウの煮物が敷かれていて、これが牛とよく合うのだ。豚の方には海苔で、豚の風味を増す効果があるようだ。こうした仕事は経験に裏打ちされたものだろう。
「島根牛みそ玉丼」、島根県
1000円で10円お釣りが来ますよ、と売り子さんが呼び込んでいた。今となっては安いと感じる。
これも人気駅弁。みそ味というのが珍しい。今回はやや甘みが強いように感じた。それに少々肉が硬めか。こちらの味覚が変化したのかもしれないが、ややグレードダウンというふうに感じてしまった。
「佐賀牛三昧 ステーキ&すき焼き弁当」、佐賀県
これも肉対決から。今大会一二を争う列の長さ。開店と同時に並んで、それでも30分くらいかかった。
昨年の初登場で美味いのはわかっていた。甘みを抑えたすき焼き風もいい。サーロインと赤身のステーキは塩と胡椒のみの味付け。サーロインのとろけるような触感もいいが、赤身のガシガシという歯応えも捨てがたい。
ただ、やはり高いという印象は拭えない。それだけのものであることはわかるが、駅弁としてどうかという点が引っかかる。ただ、行列になっているということはそれだけの支持を集めているということだろう。
今日はポカポカ陽気。
食事を済ませて屋上に上がったら日差しが気持ちいい。
少々ひなたぼっこ。
戦場に戻り、夕飯用を調達し、ぶどうジュースで疲れを癒して離脱。
「味噌カツ丼」、愛知県
名古屋名物味噌カツの弁当。輸送ブースでいつも早々に売り切れていた。
カツは柔らかい。味噌だれもさほど甘くない。玉子の黄身をまぶして食べるというのも良い。
ただご飯が固いのが大きなマイナスポイント。弁当はご飯を疎かにしてはいけない。なんとも残念な弁当である。
「あったか かにしゃぶ風弁当」、島根県
海の三宝対決の最後は三振かホームランのアベ鳥取堂による新作。
温めて食べるタイプの弁当で、最近はこういうのも多くなった。容器が大きくなるのが難点だが、手軽に温かいものが食べられるというのは嬉しい。
これは美味い。カニがたくさん乗っているのでゴージャス感もある。ちょっと雑炊っぽくなったご飯がカニの旨みたっぷりで最高だ。
キュウリと葉唐辛子の漬物もいいアクセントになっている。
アベ鳥取堂、今回は特大ホームランだな!
海の三宝対決のうち二品を食べたので、どうせだからと手にしたのだが、侮っていた。
ごめんなさい、謝ります。
「大阪名物いか様弁当」、大阪府
完全に容器買いか?
カワイイよね。「ひっぱりだこ飯」で知られる淡路屋による。淡路屋は兵庫県の弁当屋。大阪なのに兵庫? まあ、それはいいとして、これはこれで悪くない。
甘辛煮、リングフライ、ゲソの唐揚げ、いか焼き、が炊き込みご飯の上に所狭しと並んでいる。ジャンクな雰囲気たっぷりだが、味はしっかりしている。ご飯も美味い。なんだか楽しくなってくる弁当だ。
「阿波地鶏弁当」、徳島県
これも有名な弁当。久しぶりに食べる。
地元の阿波尾鶏を使っているのだが、今の時代では鶏の出汁で炊いたご飯も鶏のそぼろもなんとなく普通に感じる。安定の味と言うこともできるだろうか。鶏の照り焼きは文句なしで美味い。
というわけで、今日の駅弁。。。
愛知県、東海道新幹線/三河安城、味噌カツ丼、\870
大阪府、東海道本線/大阪、大阪名物いか様弁当、\900
鳥取県、山陰本線/鳥取、あったか かにしゃぶ風弁当、\1,400
島根県、山陰本線/松江、島根牛みそ玉丼、\990
徳島県、高徳線/徳島、阿波地鶏弁当、\977
佐賀県、佐世保線/武雄温泉、佐賀牛三昧 ステーキ&すき焼き弁当、\1,860
鹿児島県、九州新幹線/出水、鹿児島黒豚・黒牛贅沢肉めし重、\1,150
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