mixiユーザー(id:3696995)

2014年08月16日21:56

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ドルオタはすごい

アイドル・オタクのことをドルオタと言うらしい。

とあるグループのメンバーに入れ込み、CDを3000枚買ったドルオタがいるらしい。そして握手会で告白するもあえなく撃沈。CDを買った資金はカードローンやキャッシングだったようだ。
もうひとつ、別のグループの15歳のメンバーに結婚を申し込み、スタッフに迷惑行為を指摘され握手会の列から外される。それを不服とし運営会社を訴える。

本当かよ、と疑ってしまうような話である。
前者は20代半ば、後者は30代後半、分別があって然るべきオトナである。
ツッコミどころたっぷりの話ではあるが、そもそもアイドルとファンの域を出ない関係で交際や結婚が成立するわけがないだろうと思うのが普通だろう。

ただこういう話を聞くとベルリオーズのことを思い出す。
若きベルリオーズは売れっ子舞台女優ハリエット・スミッソンに恋をする。そうまさにファンとアイドルの構図ではないか。そして振り返ってもらえないベルリオーズは可愛さ余って憎さ百倍の幻想交響曲を作曲する。結局コケの一念でベルリオーズはハリエットと結婚を果たすのだが、そのときはすでにハリエットの人気は落ち目だったという。
ベルリオーズのすごいところは作曲家として成功したことである。そう、ジャンルは違えどハリエットと同じフィールドに立てたわけである。
ベルリオーズがバカなおかげでわれわれは幻想交響曲というイッちゃった名曲を聴けるのだから、そのイタイ勘違いぶりには感謝しなければならない。
ベルリオーズにはほかにも愉快なエピソードがたくさんあって、本当に楽しい人だったのだなあと思う。

記憶は定かではないが、確か銀幕の女優に恋をして自分も俳優になり、後に結婚したということが日本でもあったように思う。

しかし、CDを3000枚というのは凄いな。
シングルで1000円らしいから、、、300万か!
複数枚買うことの仕組みはこうである。
CDには握手権なるものが封入されていて、一枚あたりの時間が決まっている。つまり複数持っていればそのぶん時間が長くなるわけだ。これを某グループの名称を取ってAKB商法と言うらしい。
長く握手をしたい、あるいは長く話したいということで、複数枚買うこと自体は理解できなくもない。10枚くらい買えばいろいろ話もできるし、買うことで応援もできるし、ということはわからなくもない。
一回に10000円くらいなら趣味の範囲だろうし、余ったCDは知人に配ればいい宣伝になるかもしれない。

うちもたまにやる。
たとえば、購入者特典ライヴご招待、なんてものがあると、うちは二人なので二枚買う。
余った一枚は興味がありそうな人に差し上げる。
でもせいぜいその程度。
サイン会に釣られてCDを買ったりもするが、結局そのCDは聴かないまま仕舞い込むということもなくはない。なんとなくサインをもらわないといけない、という気にさせられてしまうようだ。

それにしても、CDを3000枚買いましたと言われて、そのアイドルの彼女はどう思ったろうか?
素直にありがとうございますとは言えないだろうけど、ありがとうございますと言うしかないだろうな。
キモイと思ったり、ストーカーになるかもと思ったりしつつも、自分推しの大事なファンということで手放さないように対応するのだろう。
告白する前にいろいろやり取りがあり、その気になってしまうようなこともあったのだろうが、自分推しのファンに対してのリップサービスくらいはあるだろう。それを現実として認識してしまうところが普通ではないのだろう。もっとも彼女が3000枚の事実を知っていたとしたら、その異常さに注意を払わなかったということも普通ではないと思うが…。

まあ、趣味の世界ではバカに徹することはむしろ称賛されるべきだと思う。
ただ一般的な理解を得られない孤独な世界もあるのだろう。
ま、どうでもいいが。
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