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2014年07月28日23:46

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いろいろ思うこと、戯言とも言う

作品と作者は不可分のものだと思う。
個展というのは作家にとって観る人の感想を直に聞ける貴重な場でもある。
と同時に観客は作家のことをよく見ているのだ。

ゆめゆめ忘れることなかれ。
客はシビアに見ているのだ。肩入れできるかどうかを。
個展とはそういう場である。作品だけでなく、作家自身もまた品定めされているのだ。

まあ、なんというか、その作品はいいと思っても作者にガッカリということは決して少なくないのだ。
そうなると作品自体も良く見えなくなってくる。
もしかしたらそれは正しい見方ではないのかもしれないが、やはり作品とそこにいる作者とを切り離して見ることはできないように思うのだ。

これは僭越な言い分だとは思うのだが、気に入った作家のことは応援したいと思う。
作品を買うまでには至らなかったとしても、ポストカードや画集を買う、あるいは情報を発信することで、少しでも力になれればと思うのだ。
それが同じ時代を生きていることの楽しみだとも言えるような気がしている。

しかし、そうしたくなくなるような作家も少なからずいる。

むしろそうでない人の方が少ないのか?

今、というかずっと気になっている作家がいる。
ヴァニラの企画展でいくつかその作品を見ているが、作者ご本人にはまだお会いしたことはない。
先だって別の画廊でグループ展を開くというので、DMを求めたら、丁寧に几帳面な字で一筆添えて送ってくれた。忙しくて時間が取れず、お邪魔することはできなかったが、とてもいい印象を残してくれた。
小さい作品が多いようなので、いずれは手に入れたいと思っている。
色味を抑えた色調で、不思議で幻想的な絵を描く人だ。

たまさんが在廊しているときはサインを求める人の列が途切れない。
サインには自由なお題を元にイラストを添えてくれる(ちなみに私がお願いしたお題は「秘密がバレた!」である)。そのイラストを描いている間に話をする。どうして興味を持ってくれたのか、どの絵が気に入ったか、話の合間にたまさんは訊こうとしている。
もともとたまさんは人と会話をすることが得意な方ではない。むしろ苦手な方だろう。
アーティストぶったところがこれっぽっちもない。人気作家なのだから少しくらい偉そうにしてもいいのではないかと思ってしまうくらいだ。
そういう人でなかったら絵を買うことなどなかったろう。
「なんか感じ悪い」と思ったら、もう二度と個展に足を運ぶことなどなかったに違いない。

うちのたぬ〜も編みぐるみやアクセサリーを作る一応作家である。
たまさんとの話では共感するところも多いようだ。

さて、個展も今週の土曜まで。
もしもう一人連れて帰ることができるとしたら、あの子に決まりだな。
今回は無理だけど、いずれは…。
だから嫁入りしないでくれと勝手なことを思っている。
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