mixiユーザー(id:3696995)

2013年04月13日22:32

1280 view

金子亜未(オーボエ)@東京文化会館 小ホール

先月末、アレクサンドル・メルニコフのピアノ・リサイタルで東京文化会館に行ったとき、妙に気になった東京・春・音楽祭の一環のコンサート。もともと管楽器が好きだというのもあるのだが…。プーランクの六重奏曲が好きでね。
札幌交響楽団の首席オーボエ奏者に就任した金子亜未名義のコンサート。午前中11時からという奏者には厳しい時間帯。聴く方もちょい早起き。

金子亜未:オーボエ(01〜06)
竹山愛:フルート(04、05、06)
西川智也:クラリネット(04、05、06)
長哲也:ファゴット(04、05、06)
日橋辰朗:ホルン(04、05、06)
寺嶋陸也:ピアノ(03、04、05、06)
�彪前ー�子:チェンバロ(02)

01.テレマン:12の幻想曲より、第1番 イ長調
02.J.S.バッハ:オーボエ・ソナタ ト短調 BWV1030b
03.シューマン:アダージョとアレグロ 作品70
<休憩>
04.ミヨー:組曲『ルネ王の暖炉』作品205
05.プーランク:管楽器とピアノのための六重奏曲
<アンコール>
06.唱歌:ふるさと

テレマンの幻想曲はもともとフルート独奏用の曲。
挨拶代わりの1曲。なかなかよく鳴るオーボエだ。

バッハのソナタは原曲はフルートとチェンバロで、古今東西のフルート音楽の最高峰に位置するものと言えよう。最近はオーボエで演奏される機会も増えたようだ。ロ短調からト短調に移調されている。
これはちょっとやそっとの演奏では満足しないぞ、とナナメに見ていたら、これがどうして、見事な演奏ではないか。オーボエの瞑想的な音色もあってか、宗教的なたたずまいさえ感じられた。
チェンバロのアゴーギクがちょっと恣意的な感じがしたのが残念。

アダージョとアレグロはもともとホルンとピアノの曲。
堅実なピアノをバックにオーボエがよく歌っていた。

後半は編成が大きくなる。
まず『ルネ王の暖炉』は管楽五重奏で、7曲から成る組曲。ミヨーらしい色彩感が鮮やかで楽しい曲。ミヨーは管楽器の扱いが上手い。エキセントリックな響きが抑えられたメルヘンっぽい曲。
金子亜未は各人の自発性を促すような控えめなリーダーシップを発揮していたようだ。
竹山愛のフルートの音色がなかなか良い。持ち替えたピッコロの音色が美しかった。

さて、お目当てのプーランク。
昨年聴いたレ・ヴァン・フランセと比べては酷だろうが、若々しい躍動感のある演奏だった。
小洒落た風情には欠けるものの、技巧的な瑕も無く、うまくまとめていた。アンサンブルのバランスも悪くなく、十分聴かせる演奏だったのではないかと思う。
なんだか女性陣の方が元気だった気がするなあ。。。金子亜未はもちろんのこと、竹山愛もかなりの実力者と見た。

アンコールの『ふるさと』も良かったね。

時間帯は微妙だが、かなり聴き応えがあった。
日本の若手もなかなか捨てたもんじゃないな。ことに女性陣。
3 4

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2013年04月>
日 月 火 水 木 金 土
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930