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2013年04月09日22:59

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からふぃな

このところJ-POP系といい出会いが続いている。これはかつてなかったことかもしれない。
もちろんハズレも少なからずあるのだが、とにかく聴いてみないとわからないのだから、ハズレもまた一興と言えなくもない。

このところはまっているのがKalafina(カラフィナと発音するようだ)というユニット。
ネットをうろうろしていたら気になったジャケットがあって、調べてみたらそれが出たばかりの4枚目となるアルバムだった。
からふぃな、、、どっかで名前を見たことがあるような気がする、と思っていたのだが…。

女性ヴォーカル3人のユニットである。
仕掛け人は梶浦由記。あれ? 梶浦由記さんというと、敬愛するフルート奏者(にして乱歩ファン仲間)の赤木りえさんのお知り合いではないか。
アニメ『空の境界』の音楽のために結成された? 『空の境界』(ちなみに、からのきょうかい、と読む)の音楽といえば、アンサンブル・プラネタの戸丸華江ちゃんがコーラスで参加しているんじゃなかったっけ。
さらに『空の境界』のアニメは見ていないが、奈須きのこによる原作は読んだ。なかなかよくできた伝奇小説だった。
あ、そうかNHKの『歴史秘話ヒストリア』のオープニングを歌っているのがこの人たちなんだ。
というわけで最新アルバム『Consolation』を買うことに決めた。

ショップで探したらJ-POPコーナーには無かった。なるほど、そういうことか、とアニメのコーナーへ。藍井エイルのときに学習したのだ。

Wakana、Keiko、Hikaruという女性3人によるヴォーカル・ユニット。ジャケットで言うと、左からHikaru、Wakana、Keiko。
透明感があるのに不思議な声のWakana、魅惑の低音のKeiko、キュートなHikaruという感じだろうか。見た目ではいちばん可愛い声をしていそうなKeikoが低音担当というのがおもしろい。
3人対等で、めまぐるしくリードが替わる。それぞれがしっかり歌えるので、アンサンブルが美しい。
おそらく3人それぞれにファンが付いているのだろう。
アニメとのタイアップ曲も多いのだが、全体的にファンタジックな雰囲気で、バックの音作りにもこだわりを感じる。
戸丸華江もバック・コーラスでほぼ全面的に参加。声楽的なコーラスがゴシック的あるいは宗教的な雰囲気を醸し出すのに貢献している。プラネタがどうなってしまったのかイマイチわからないだけに、彼女が元気に歌っているのは嬉しい。

このKalafina、どうやらかなり人気があるらしい。
確かに多くの音楽ファンにアピールする音楽だと思う。
活発にコンサート活動もしているので、パフォーマンスにも自信があるに違いない。

で、以前の3枚のアルバムも先週末にゲットしてきた。
おお、赤木りえさんが参加しているではないか! 全曲ではないが、いくつかの曲でその素晴らしいフルートが聴ける。

1st『Seventh Heaven』は『空の境界』の曲が中心となったアルバム。WakanaとKeiko以外はメンバーが流動的だったようで、HikaruとMayaがクレジットされている。
2nd『Red Moon』で3人体制が確立したようだ。そのせいか、ぐっとグレードが上がっている。先に述べた『歴史秘話ヒストリア』に使われた『storia』が収められている。
3rd『After Eden』はヴォーカルの個性がより際立つようになっている。
全体的にメロディーの美しい曲が多く、そうかと思えばハードなロック調の曲も少なくない。タイアップのことなど知らなくても全く問題なく楽しめる。
歌詞も屈折感はないがとても詩的な世界を演出している。

そこで改めて4th『Consolation』を聴き直してみると、さすがにクオリティが高い。アルバムを重ねるにつれレベルが上がっているのはいいことだ。タイトル・トラックは「慰め」という意味とは逆のファスト・チューン。続く『moonfesta』は可愛らしい曲。そこから緩急織り交ぜつつシリアスかつロマンティックな路線が続くが、ロック調の曲がいい感じだ。
ピアノとチェロのみをバックにした『木苺の茂みに』はWakanaの美声が楽しめる。そこから終盤の『満天』『to the beginning』『ひかりふる』『夢の大地』と息をつかせぬ展開で圧倒する。中でもクライマックスは天上の音楽っぽく始まり、劇的に展開する『to the beginning』で、ここでも終盤のWakanaの清廉な歌唱が光る。
それにしても、これだけ見事な歌手をよく3人も揃えられたものである。みんなソロとして十分に活躍できる実力を持っている。それぞれ声質が異なるのもかえって強みだろうし、重なれば重なったで美しいハーモニーになる。高音二枚に低音一枚という布陣も強力で、低音の存在感が音楽をピシッと引き締めている。
どことなく涼やかなのはところどころでノン・ヴィブラートで歌っているからだろう。

そうなるとライヴを観てみたいの思うのは当然のことであろう。
どうやらチケットは取りにくいらしい。ライヴの評判はかなりいいようだ。
というわけで、CD購入者特典の限定予約で、国際フォーラム・ホールAでのツアー・ファイナルを応募してみた。結果は当選だった。
これが8月だから、6月の中野サンプラザにもぴあでエントリーしてみようかな。
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