今日は銀座の王子ホール。
年間通して考えると、われわれはこのホールに来ることがいちばん多いのかもしれない。
しかも、今年は最前列以外に座ったことがない…。
今夜はメゾ・ソプラノ林美智子リサイタル。
TVなどで見て気になってはいたものの、その生声を聴いたのは今年3月のレコ発イベントというのだから、出遅れもはなはだしい。
林美智子:メゾ・ソプラノ
河原忠之:ピアノ
三浦一馬:バンドネオン(ゲスト *)
01.ストラヴィンスキー:アヴェ・マリア
02.プーランク:歌曲集『月並み』より、パリへの旅/ホテル
03.プーランク:おまえはこんな風なのだ
04.ポリーヌ・ヴィアルド:カディスの娘たち
05.ポリーヌ・ヴィアルド:アイ・リュリ
06.ショーソン:ハチドリ
07.ショーソン:リラの花咲くころ
08.ドリーブ:カディスの娘たち
<休憩>
09.ドビュッシー:みやびやかな宴1より、ひそやかに/あやつり人形/月あかり
10.ラヴェル:イタリアの唄
11.アーン:星のない夜は
12.アーン:我が詩(うた)に翼ありせば
13.マスネ:エレジー
14.オーリック:ムーラン・ルージュ
15.サティ:ジュ・トゥ・ヴ *
<アンコール>
16.橋本国彦:お菓子と娘
アンコールも含めて新譜の再現プログラム(+ドビュッシー&ショーソン)。
舞台仕立ての洒落た雰囲気のリサイタルだった。
メゾというのはソプラノと比べて音域よりも声質が異なるという印象が強い。
明るいソプラノに比べてメゾは翳りがあると言えようか。
歌がいいだけでなく、ステージ上の振る舞いも粋な感じだ。
見せる(あるいは魅せる)ことの上手い歌手だなあという印象。
ときにコケティッシュ、ときにボーイッシュ。
魅力的な歌手である。
王子ホール主催のシリーズ・コンサートで今回が4回目。
来年の5回目も行くことに決定。ちなみに10月11日(金)。
ピアノの河原氏もいいね。
でかい図体なのにチャーミングなピアノを弾く。彼もまた伴奏の名手だね。
ゲストの三浦一馬氏は1曲のみの登場。
贅沢な起用の仕方だが、こちらとしては得した気分。
シャンパンで乾杯、そしてカルヴァドスをキュッとあおりたくなるような楽しいリサイタルだった。
さて、今週末はいよいよせんくらだ。
そして、次の王子ホールはフルートの貴公子エマニュエル・パユの無伴奏リサイタル。
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