久々のヴァニラ画廊。このところついつい行きそびれてしまっていた。
今週と来週の二週間はヴァニラ恒例のコレクション展。異端の画廊が誇るアーティストの作品が一堂に会するのだ。銀座の古いビルの一室がまさにエロスとタナトスの坩堝と化す。
まさにアンダーグラウンド・アートの殿堂といった趣だ。
いやはや、なんとも強烈。
もちろん少女主義的水彩画家たま女史の作品も展示されている。しかも新作である。
今回はエロス寄り。でもとってもキュート。連れて帰りたかったが、無理。
今年は個展で2枚も買っちゃったしなあ。。。
そもそもすでに嫁入り先が決まっていた。
たまさんの絵は人気なのだ。
ヴァニラに出展するような作家の作品はどれもが強烈な個性を放っている。
その中にあってたまさんの作品は異彩を放っている。そこだけ空気が違うのだ。ある意味、非常に目立つのだ。個展の際の乙女ワールド化したヴァニラも驚きだが、こういうコレクション展での存在感にたまさんの凄さを感じる。やっぱり作品にパワーがある。
少女という姿で表現したエロスとタナトスのアンビヴァレンツ。
さすが、ぐいりぃさんが目を付けた作家さんは違うね。
森馨さんの人形もすごいぞ。
エロである。
表情がエロティックで美しい。体温を感じるような美しさ。
これほどヤバイ作品もそうそうないのではないか、と思う。森さんの人形はヤバ過ぎる。
だからこそ魅力的なのだ。
三代目彫よし氏の作品も強烈。
名前からおわかりの通り刺青師である。しかし、その絵画作品も凄いのだ。
幽霊画、生首画、強烈に素晴らしい。
素晴らしいが家には飾れないタイプの絵だね。お寺で保管してもらっているものが多いらしい。
ちなみに、ヴァニラ画廊の来年のカレンダーに、たまさんの今回の新作が採用されている。
ヴァニラを象徴する12人のアーティストのうちのひとりというわけだ。9月のたまさんの前、8月は彫よし氏の幽霊画で、次の10月は田亀源五郎氏の武者絵のようなゲイアート。
http://www.vanilla-gallery.com/index.html
ここから、オリジナルカレンダーをクリックすると見ることができる。
ヴァニラを出て銀座の通りに出ると、そこはもう別世界だ。
銀座という華やかな街並み。東京の表の顔。
しかし、どちらが現実なのだろう。
そんな錯覚に囚われる瞬間。
この扉を開けてしまったらこっちの世界には帰って来れなくなるかもしれない。
それでも開けざるをえない。だからこそ開けなくてはならない。
ヴァニラ画廊はそんな場所である。
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