実はクラシックのフルコンサートは久しぶりである。せんくらやチェンバロ・フェスティバルがあったり、クラシック以外のコンサートがあったりしたので、あまり久しぶりという感じはしないのだが…。
村治佳織嬢のギターもちょっと前に聴いたばかりである。
今回は若手ヴィオラ奏者リチャード・ヨンジェ・オニールを招いてのコンサート。彼はゲストかと思ったら違っていた。完全なデュオ・コンサート。
事務所の先行予約でチケットを取ったのだが、なんと最前列だった…。
01.メンデルスゾーン:無言歌 ニ長調
02.フォーレ:夢のあとに
03.シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ イ短調
<休憩>
04.バッハ(佐藤弘和編):無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調
05.ドメニコーニ:コユンババ(第1楽章、第4楽章)(ギター・ソロ)
06.ジナタリ:チェロとギターのためのソナタ
<アンコール>
07.ファリャ:ホタ
08.マイヤーズ:カヴァティーナ(ギター・ソロ)
09.ブラジル民謡:古風な歌
今回彼女はしっかり脇を固める役割に徹していたようだ。
主役はむしろリチャードくん。彼のヴィオラは暖かくていい音がする。期待以上で大満足。
韓流ドラマ『ベートーヴェン・ウィルス』にもゲスト出演していたらしい。
アルペジオーネ・ソナタは良かった。両者ともに歌心たっぷりで聴き応えがあった。
バッハのチェロ組曲はヴィオラがほぼ原曲通りで、ギター・パートはほとんど編曲者による書き下ろしなのだそうだ。しかも『妖精と王子』なんていうタイトルまで付いちゃった…。
奇を衒っていないあたりは好感が持てる。なかなか楽しい曲に仕上がっていたと思う。バッハの原曲とは別物として楽しむべきだろうな。
ジナタリのソナタは初めて聴いたが、現代の作品とは思えないくらい聴きやすい。
言うまでもなくギター・ソロの『コユンババ』は最高。
彼女の新しいアルバムにも収録されている。初めて聴いたのは3月の王子ホールだったか。
アンコールは大盤振る舞いで3曲。
『カヴァティーナ』が来るとは思わなかった。『ディア・ハンター』観たくなっちゃったなあ。。。
ブラジル民謡の『古風な歌』は哀愁のメロディー。サウダーデでコンサートを閉じた。
思った以上に楽しめたコンサートだった。
サイン会は長蛇の列。さすがに人気だね。
「あ、どうも」だってさ…。どうやらわれわれを認識してくれているらしい。
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