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2011年07月18日23:22

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奈加靖子@中目黒楽屋

とある方の紹介により昼間のライヴに行くことになった。
奈加靖子(なか・やすこ)さんというアイリッシュ・ハープを操るシンガーである。元タカラジェンヌなのだそうだ。
場所は中目黒の楽屋(らくや)。

楽屋を訪れるのもずいぶん久しぶりのことだ。
最後は英珠のライヴだった。そう、つい先だって夭折してしまったジャズ・シンガーの英珠である。
ただ、そのとき私は1曲も聴いていないのだ。ギターの宮野弘紀氏がゲストに来るということで楽しみにしていたのだが、仕事が長引いてしまい着いたのはアンコールも全て終わった後だった。結局たぬ〜ひとりで聴いていたことになる。
宮野さんとビールで乾杯して、ピアノの永田雅代さんにご懐妊のおめでとうを言って、英珠とちょっと話をして、プロデューサーの岸さんと雑談をしたのみ。そして、そのまま宮野さんと一緒に帰ったのだ。
今思うと最後の英珠を聴けなかったのだと思うと残念でならない。

おっと、話がそれた。
で、久々に永田さんのピアノが聴けるというのも来ようと思った大きな理由。

楽屋はエスニック系の料理が評判の店でもある。
食事をしてライヴを待つ。休みの日の午後、なかなかリッチな過ごし方だ。

奈加靖子:ヴォーカル、アイリッシュ・ハープ
永田雅代:ピアノ、トイ・ピアノ、ピアニカ
佐野聡:トロンボーン、フルート、リコーダー、ハーモニカ、タンバリン

アイリッシュ・トラッドはメロディーの綺麗な曲が多いという印象。哀愁漂う独特の雰囲気がある。
奈加さんはクリアーな美声の持ち主だ。日本人には珍しいタイプかもしれない。音程も安定していて、さすが元タカラジェンヌという感じだ。安心して聴くことができる。アイリッシュ・ハープの愛らしい響きもいいね。
永田さんのピアノも情感豊かな演奏でバックを支える。この人のピアノは存在感があるのだが、決して出しゃばらない。久々に聴いてもやはりいいピアノだと思う。
佐野さんの多芸多才ぶりも素晴らしい。特にトロンボーンの音のなんと優しいことか。

休日の昼下がり、楽しめたライヴだった。

終演後に永田さんとお話をしたのだが、やはり英珠の思い出話になってしまった。
楽屋は英珠のホームグラウンド。永田さんにとっても楽屋で演奏するということは感慨深いものがあるとのこと。かつて英珠は永田さんに全幅の信頼を置いているようなことを言っていたしな。

そんなことも含めて行ってよかったと思う。
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