どうやら風邪も峠を越えたようだ。鼻はぐしゅぐしゅするものの昨日よりはずいぶんいい。と思っていたのだが、どうも首が痛い。どうやらリンパ腺が腫れているようだ。
それでもコンサートに行くことはできた。GWの前夜祭といったところか。
今夜は紀尾井ホールにてバロック音楽のひととき。
・寺神戸亮:バロック・ヴァイオリン
・曽根麻矢子:チェンバロ
・菅きよみ:バロック・フルート
・武澤秀平:ヴィオラ・ダ・ガンバ
という実力派の面々。もちろん、曽根麻矢子さんがお目当てなのは言うまでもない。
「バロックの宮廷から」と名付けられたプログラムは以下の通り。
01.クープラン:新しいコンセール から 第8コンセール『劇場風』抜粋
02.テレマン:新パリ四重奏曲 第6番 ホ短調
<休憩>
03.バッハ:音楽の捧げもの BWV1079
<アンコール>
04.クープラン:『劇場風』から ロンドー
なんと言っても『音楽の捧げもの』である。
バッハ最晩年の作曲技法の粋を集めた名曲。フリードリヒ大王の作った主題による音の大伽藍。
楽器指定があるのは4楽章からなるトリオ・ソナタのみ。
あとは編成を含めてどう解釈するか、演奏者によって大きく変わる曲と言える。
解釈はオーソドックスだったと思う。気を衒わずに、だからこそ味わい深い演奏だった。
バロック・ヴァイオリンは暖かい音だし、ガンバの音もよかった。
クライマックスはやはりトリオ・ソナタ。華やかで雅。木製フルートの柔らかな響きが耳に優しい。トリオ・ソナタはフルートがキモだよね。
6声のリチェルカーレ(チェンバロ・ソロ)も聴きものだった。曽根さんのチェンバロの鳴りがいい。各声部がくっきりと浮き彫りになりつつも、歌心に溢れている。躍動感のある生き生きとした音楽だ。
このくらいのホールだとピリオド・スタイルは効果的だ。
手配したのが遅かったので2階席だったのだが、音は十分だった。やはり紀尾井は音がいいね。
前半の2曲は初めて聴いた。
この頃の曲はみんな同じに聞こえてしまう…。
それでもテレマンの2曲目と3曲目が印象に残っている。
後半の『音楽の捧げもの』だけでも十分に聴き応えがあったので大満足。
考えてみれば、『音楽の捧げもの』全曲なんて生で聴く機会はなかなかないかもしれない。
終演後は曽根さんに「お久しぶりです」とご挨拶。昨年仙台で驚かして以来だな。
それにしても、曽根さんはカッコいいね。
あと、フルートの有田正広さんが来場していた。
さらに新進のヴァイオリニスト南紫音ちゃんも来ていた。
ほかにもいろいろな人がいたのかも。。。
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