今日もアマオケである。
しかも今回は無料である。いいのか?と思いつつチケットを申し込んだ。
調布市出身としてはグリーンホールは馴染み深い。
タコ公園が無くなってしまったのは残念だし、駅前の風景も様変わりしてしまったが、やはり調布は懐かしい。
さて、今日が72回目の定期公演という歴史のある楽団だ。
今回はベートーヴェンとチャイコフスキーの5番というメインディッシュばかりのプログラム。
小森康弘&オーケストラ・エレティール
01.ベートーヴェン:交響曲 第5番 ハ短調 Op.67
<休憩>
02.チャイコフスキー:交響曲 第5番 ホ短調 Op.64
<アンコール>
03.チャイコフスキー:舟歌(四季より、6月)
ベートーヴェンの5番、いわゆる『運命』であるが、この標題はあまり使わない方が良いような気がしている。
この標題が付くとなんだか途端に俗っぽくなってしまうような気がするのだ。
実際はめちゃくちゃカッコいい曲だと思う。
第1楽章の再現部、今はベートーヴェンの記譜通りにファゴットに任せるのが主流のようだ。ホルンの方がカッコいいとは思うが、そこはやはりファゴットの方が音色の変化があって良いのかもしれない。
さらに第4楽章の提示部の反復も楽譜通りが主流。
演奏は極めてオーソドックス。キビキビした足取りで、確信を音にしているという印象だ。
堂々とした演奏で、十分に楽しめた。
特に歯切れのよいティンパニが良かった。珍しく(?)女性のティンパニ奏者だった。
休憩を挟んでチャイコフスキー。
こちらはチャイコフスキーらしい美メロ満載の曲。彼の交響曲の中でもいちばんわかりやすいのかもしれない。
アマオケでは曲により奏者が替わることが多い(特に管・打楽器)。そういうこともあって、アンサンブルの精緻さではベートーヴェンの方が上だったか。
とはいえ、鑑賞するうえでは問題なく、チャイコフスキーの世界はきちんと表出できていたと思う。
第2楽章の冒頭のホルン・ソロはなかなかの力演だった。
指揮者の能力にも非凡なものがあるのだろう。
オケと一緒に音楽を作り上げることを楽しんでいるかのような指揮ぶりに見えた。
アンコールはガウクの編曲版かな?
次回は2月14日、府中にて、シベリウスとニールセンの予定らしい。
ニールセンの『四つの気質』が聴けるチャンスだ。
さて、グリーンホールだが、全くバリアフリーから遠い施設であった。
50年近く前の施設だから仕方がないだろうが、改良の余地ありだな。
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