地元小金井に児玉姉妹がやって来る。
この二人はとんでもない「大物」である。
それぞれがとんでもないピアニストであるが、二人となるとさらにとんでもない。
児玉麻里:ピアノ
児玉桃:ピアノ
01.ラヴェル:マ・メール・ロワ
・眠りの森のパヴァーヌ
・親指小僧
・パゴダの女王レドロネット
・美女と野獣の対話
・妖精の園
02.チャイコフスキー(アレンスキー編):バレエ音楽『くるみ割り人形』より
・行進曲
・金平糖の踊り
・アラビアの踊り
・中国の踊り
・トレパーク
・葦笛の踊り
・花のワルツ
<休憩>
03.ストラヴィンスキー:春の祭典
・大地礼賛
・いけにえ
<アンコール>
04.チャイコフスキー(ランゲリ編):四羽の白鳥の踊り(『白鳥の湖』より)
05.チャイコフスキー(ドビュッシー編):ナポリの踊り(『白鳥の湖』より)
06.チャイコフスキー(ラフマニノフ編):ワルツ
『マ・メール・ロワ』は連弾。
『くるみ割り人形』と『春の祭典』とアンコールはピアノ2台。
この姉妹は凄いね。知ってたけどさ。
『マ・メール・ロワ』では繊細で夢幻的な世界を演出する。
一転『くるみ割り人形』はリズミカルで華やか。
ピアノ2台だと低音が充実する。楽しい曲ばかりなのに凄みがある。
やはり白眉は『春の祭典』だ。
変拍子の権化のようなこの曲、破綻なく弾くこと自体が難しいだろうに。
きらびやかな高音部(桃)とド迫力の重低音(麻里)でリズムのおもしろさを堪能した。
すごいとしか言いようがない。
ピアノ版を実演で聴くのは初めてだが、曲の構造が明らかになって非常に興味深い。
もともと大好きな曲だが、オーケストラとは異なる魅力がある。
アンコールは3曲と大サービス。
譜めくりの担当と息が合っていないようだったのがちょっと残念だったかな。
演奏に瑕が出るほどではないが、視覚的にね。
まあ、特に『春の祭典』は譜めくりも難しいのだろうけど。
とにかく楽しいコンサートだった。
チャイコフスキーのバレエのCDもゲットし、サインもいただいてきた。
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