台風の動向が心配だったのだが、さすが嵐を避けさせる女。
出かけるころには台風一過、いい天気とまではいかないが、天候の不安はなくなった。
佐倉まではホントに小旅行である。
しかし、年に一度の佐倉詣では恒例である。
初めて佐倉市民音楽ホールに行ったのは2010年7月のトリオのときだった。
それからほぼ毎年、彼女がリサイタルを開くときには必ず出かけていた。
昨年は改装があって開かれなかったのだが、今回はいよいよ六人組の登場だ。
とはいえ、前半はピアノ・ソロ、後半が六人組という構成。
上野由恵:フルート、ピッコロ
荒絵理子:オーボエ
金子平:クラリネット
福士マリ子:ファゴット
福川伸陽:ホルン
三浦友理枝:ピアノ
<前半:三浦友理枝によるピアノ・ソロ>
01.ショパン:夜想曲 第8番 変ニ長調 Op.27-2
02.ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22
<アンコール>
03.プーランク:エディット・ピアフを讃えて
<後半:東京六人組によるアンサンブル>
04.プーランク:六重奏曲、より第1楽章
05.デュカス(浦壁信二/編):魔法使いの弟子
06.ラヴェル(磯部周平/編):亡き王女のためのパヴァーヌ
07.ラヴェル(川島素晴/編):ボレロ
<アンコール>
08.フランセ:恋人たちのたそがれ、より第3楽章
前半のショパンはしっとりと聴かせるノクターンと、超絶技巧のポロネーズ。
ポロネーズはともすれば初期の作品ゆえに技巧的で深みのない曲と言われがちではあるが、それは奏者によって印象が異なるのだな、というふうに思う。
デビューしたての頃の彼女ならケレン味なく豪快に弾き切ったろうし、実際にそうだった。しかし、今は華やかな技巧の裏で情緒的な表現を聴かせる。決して浅い曲でないことを気付かせてくれる。
小洒落た名品『エディット・ピアフを讃えて』を演奏してくれたのも嬉しい。
六人組も佐倉の聴衆に暖かく迎えられたようだ。
1stアルバムからの選曲は懐かしい。
ボレロは相当久しぶりだったのではないか。
難度の高いスリリングなアンサンブルだが、安心して聴ける。
プーランクの六重奏曲はやはり全曲聴きたいよなあ。。。
なにはともあれ、相変わらず精度の高いアンサンブルだ。
2015年のデビュー以来の勢いそのままに3rdアルバムのレコーディングも完了。
レコ発コンサートは11月2日にトッパンホールにて。
ますます目が離せない。
それにしても佐倉は遠いな。。。
でも、年に一度の佐倉詣では結構楽しい。
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