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2015年05月18日22:12

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104年目

今日5月18日はグスタフ・マーラー(1860〜1911)の命日である。

ということを毎年書いている。
今でこそマーラーの曲は頻繁に演奏されるし数多く録音もされている。すっかり人気作曲家になっているわけだが、私がマーラーに入れ込むようになったころに比べると隔世の感がある。
たとえば、マーラーのシンフォニーを全曲実演で聴こうという目標を立てたとする。今なら二年もあれば達成可能だろう。規模の大きいゆえに実演の機会が少なめな3番と8番さえクリアーできればそう困難なことではない。しかし、あのころは相当難しかったろう。そもそもLPで全曲揃えることすらそう簡単ではなかったのだ。あの当時全集を録音していたのはバーンスタインとクーベリックとショルティの三人のみ。
やがてアバドやメータやレヴァインなどの新世代の指揮者が積極的に演奏し、あのカラヤンでさえも取り上げるようになったことがブームの兆しだった。

長いことマーラーを聴いているが、おそらく自分がことあるごとに立ち戻る音楽があるとすれば、それはマーラーなのだろうと思う。バッハやモーツァルトではなく。

あと10年長生きしていたらと思う。
10番を完成させたのはもちろん、あとひとつかふたつシンフォニーを書き上げたかもしれない。
あの大傑作9番の後でマーラーはどんなシンフォニーを書いたのだろうか。
無調の世界に飛び込んでいったのか。
そして、もう少し生きていたら経験していたであろう第一次世界大戦に何を思ったろうか。

興味は尽きない。
それはつまり彼の死があまりにも早すぎたということでもあるのだ。
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