銀座のヴァニラ画廊で開催中の少女主義的水彩画家たま女史の個展。
前半最後となる昨日、夕刻からトーク・イベントが開催された。
今回は「こじらせ女子」で知られるライターの雨宮まみ女史をナビゲーターに迎え、制作の話題を中心にしたイベントとなった。
事前予約が必要で、その際に質問を提示することが義務付けられていたので進行もスムーズだった。
ヴァニラのディレクターの田口女史にチラッと聞いた話では、仮受付から48時間以内に質問を提示しなければ本受付にならないというルールのため、参加希望者をかなり悩ませてしまったらしいとのことだった。
さて、たまさんだが、ファッション・ブランドとのコラボで自らデザインを手がけたゴシック風衣装を身に纏って登場。
思った通りよく似合う。
たまさんの作品はゴスロリの文脈で語られることも多いし、ゴスロリ少女のファンも少なくないのだが、何よりゴスロリ衣装がいちばん似合うのはたまさんご自身なのであった。。。
興味深いお話ばかりで二時間なんてあっという間だった。
ことに一枚の絵を制作する過程をプロジェクターを用いて解説してくださったのには感服した。
技法を公開してしまうことにもなり、躊躇いもあったろうにと思う。
それにしてもやはり高度な技術あってこそ実現できる作風なのだと改めて感じた。
事前に募集した質問を上手く本編に取り入れていて、とても充実したトークになっていた。
それには巧みにナビゲートしていた雨宮さんの功績も大きい。本を読んでみようかな。
イベント終了後は、歓談タイムと記念撮影。
最終日の再会を約束し画廊を後にした。
帰りは久しぶりに有楽町のバーデンバーデンで大好きなホフブロイハウス・ビールとドイツ料理を堪能。
私は日本のビールも好きなのだが、やはりたまにはこうした重厚なビールを飲みたくなる。
それにしてもすごい画家と出会ってしまったな、というのが率直な感想だ。
昼間に観たデュフィも良かったが、同じ時代を生きる画家を追いかけることができるというのは格別なものである。
ずっと眺めていたいから、それだけの理由で集めた作品がこれで10枚となった。
代表作と呼べるものもあり、なかなか充実したコレクションになっているのではないかと自負している。
これだけあれば小さなスペースを借りてコレクション展を開けるかも。ヴァニラの展示室Bを借りて、なんていうのも実現できない話ではない。冗談めかしてそんな話をしたら、たまさんもヴァニラのディレクターも満更でもないようだった。企画書作れば通るかな?
まだまだ先の話になるだろうが、これもひとつの夢ということかな。
ログインしてコメントを確認・投稿する